相羽あいな インタビュー『バイト時代に先輩からもらったアドバイスが夢を追うキッカケになった』
#相羽爱奈#
https://t.cn/A6wILmzH

元女子プロレスラーという異色の経歴をもち、昨年10月からは音楽活動を再始動させた声優の相羽あいなさん。声優を目指すキッカケをもらったという居酒屋でのバイトや、お肉好きが高じて始めたという焼肉店での接客など、貴重なバイト経験について伺いました。4月15日にリリースされる、ミニアルバム『SiGN』の制作エピソードについてもインタビュー!
※直筆サイン入りチェキが当たる! 記事の後半でプレゼントキャンペーンを実施中!(2020年4月20日まで)
様々なテイストの楽曲を収録――自分自身の“好き”が詰まった作品になりました!

——1曲目に収録される「Beauty or Beast」は、相羽さんがスペシャルサポーターを務める女子プロレス団体『スターダム』の2020団体テーマソングですね。
はい、とても光栄です。曲を作っていただく際に、作曲家の上松範康さんとお会いしたのですが、上松さんもプロレスがお好きだということですごく盛り上がりました。完成したものを聞いた時は、プロレスをしていた当時を思い出しましたし、お話した事が曲として形になっていて“キター!”と、喜んでしまいました(笑)。
——イメージ通りだったと。
そうですね。実は、この曲は昨年の12月24日のスターダムさんの試合でも、映像の一部として後楽園ホールで流してもらっていて。まだ歌を入れる前のインストの状態でしたが、1人で“これが次の私の曲になるんだな”とワクワクしていました。ようやく形になって聴いてもらえるのが楽しみです!
——では、レコーディングでこだわった点について教えてください。
プロレス=強さの象徴というだけでなく、人間だからこその弱さも歌っているので、そういった部分も歌声で感じてもらえるように意識しました。
——歌詞には《自分に言い聞かせている》といったフレーズがありますが、相羽さんご自身が言い聞かせている言葉はありますか?
小さいころから、「出来る出来る」とか「強い強い」と自分自身に言い聞かせることは多かったです。学生時代は、理不尽さを感じたり困難にぶつかると、いつも心の中で言い聞かせていました。
特にプロレスをやっていたころは、自分より強い相手と戦う場合、気持ちで負けてしまうと勝てないどころか試合にもならないんです。なので、少しでも自分の信じられる部分を探して、「出来る、私は強い!」と言い聞かせていましたし、今のお仕事でもレコーディングやライブ前など緊張すると、声に出して言ったりしています。
——そして、今作では作詞に初挑戦されていますね。
「Signal」は、学生時代の恋心や告白をイメージして歌詞を書いたので、普段の私というよりは、少し弱さや切なさを感じる部分が強いかもしれないです。最初にスタッフさんに見せた時は、脳の中をそのまま見られているようで恥ずかしかったですね(笑)。
——他にも、可愛らしさのある「センスオブワンダー」や、セクシーな「Liar Pain」など、色々な要素が詰まっているなと感じました。
今回は私自身の“好き”が詰まったミニアルバムになりました。他にも「Love-4U-」は、ライブでみなさんと歌いたいなと思っています。6色の相羽あいなが収録されていますが、これからさらに新しい色を増やしていけたらいいなと思っています!
お肉が好きすぎて!? バイトの必須条件は「焼肉店」「まかない」でした

——ここからは、バイト経験について聞かせてください。
高校に入学してバイトが出来るようになってすぐに焼肉店で働きました。接客に興味があったのと、とにかくお肉が好きだったのでどうしても焼き肉店が良かったんです。“まかないがあること”が絶対条件だったので、面接でも一通りの説明を受けた後に、「あのぉ、ご飯は出ますか?」と聞きました(笑)。
——ちなみにバイトを始めたキッカケは?
社会経験をしておきたかったのと、アニメが好きでフィギアを集めていたので、“お金があれば自由に欲しい物が買える!”と思ったし、自分でお金を稼ぐことで世界が広がる気がしていました。
——その焼き肉店ではどれくらい働いんたのでしょうか?
1年くらい働いたころ、お店が移転することになってしまったので、また別の焼き肉店を探しました(笑)。探す時に、「まかないが美味しくて、少し高めの価格帯のお店で、お肉や接客のマナーについても教えてもらえるようなところにしよう」と、自分で条件を決めて探しました。
メニューに載っていない知識も貪欲に吸収。そのおかげで自信を持って接客ができた

——お肉についての知識も得ようと。
はい、お肉が好きすぎて(笑)。ホールスタッフでしたが、せっかく働くなら、お肉の部位や焼き加減とかも覚えられたらいいなと思って、空いた時間を見つけては厨房に行って作業風景を見ていました。そこで部位の名前や調理方法などをメモっていたことで、お客さんに質問された時にサッと答えられたりと役に立つこともありました。
――接客をする上で気をつけていたことはありますか?
今の答えと被りますが、なるべくメニューに載っていないことを覚えるようにしていました。たとえば、人気のお肉や産地や焼き方とかですね。知識を持っているほうが気持ちに余裕が生まれますし、何よりお肉のことを知れるのが自分自身も楽しかったので(笑)。
――しばらくは、そのお店でのバイトを続けるのでしょうか?
はい。ただ、知り合いから頼まれて居酒屋でのバイトを掛け持ちしていたのですが、人手が足りなかったのもあって最終的には居酒屋だけにしました。実はそこで知り合った先輩に、声優になる夢を後押ししてもらったことで、人生が大きく変わりました。
――詳しく教えてもらえますか?
小さいころから歌手や声優への憧れはありましたが、夢物語としか考えていなかったんです。でも、先輩に「やりたいことがあるなら、やったらいいじゃん! やらないで後悔するよりやって後悔したほうがきっと楽しいよ」と言われて……。その時は「え?」と思ったんですけど、人に言葉にしてもらえたことで夢を現実のものとして考えられるようになりました。
その居酒屋は個人経営で地元の人に親しまれるようなところで、常連さんとは普段からよく話もしていたし、人生の先輩からの言葉ということもあってずっしりきましたね。そのアドバイスがあったおかげで、声優の専門学校に通うことに決めました。
もう1つの夢であった保育士。バイトを通して親の強さを感じました

——ちなみに、それが最後のバイトになるのでしょうか?
地元では最後ですね。そのあと、オーディションを受けて上京した後に、東京では保育園でバイトをしました。声優を目指していなかったら保育士になりたかったので、それを知っていた知り合いが紹介してくれました。バイトなので、子どもたちを直接お世話するというより、ご飯を用意したりオムツを替えたりなどの雑務でしたが楽しかったです。
——夢の1つでもあった保育士を体験してみてどうでしたか?
素敵な仕事だと思いましたが、同時に大変さも感じました。保育園での業務が終わっても、自宅で翌日に子どもたちと遊ぶための工作をしたり、どうやって楽しく遊ぶかを考えていたりと、保育士のみなさんは常に子どもたちのことを考えていてすごくパワフルなんです。それを自分に置き換えた時に、“私は将来こんなにふうになれるのかな”と思いましたね。ご自身の子どもが少し大きくなって外で働くようになった“お母さん保育士さん”が多かったので、保育士という仕事の枠を超えて、改めて母親というものの強さも身近に感じることが出来ました。
大変なことも興味を持って取り組むことで、“楽しい”に変換できる!

――バイトをして良かったと思うのはどんなことでしょうか?
保育士のバイトもそうですが、人と触れ合う仕事だったのが良かったのかもしれません。焼き肉店で働いていた時も学校のコミュニティとは違って、色々な年代の方が来店されるので、たとえば父親と同じ年くらいの方が来ると、“働いた後にお店に寄ってくれたのかな? お父さんもこんな感じなのかな?”と思ったり。客観視することで、相手のことを考えられるようになったのは大きな変化だと思います。
——お話を伺うと、何かしら学びつつ楽しんで取り組まれているなと感じました。
ありがとうございます。もちろん大変なことありますけど、せっかく経験させてもらえるとこを、“イヤ”とか“辛い”という思い出で終わらせたくないんです。実は根本はネガティブなタイプではあるのですが、興味を持ったり、知ろうとする。その考え方1つで大変なことも楽しく変換出来ると思うので、これからも出来るだけ楽しく笑顔で過ごしていたいなと思っています。
#相羽爱奈#
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元女子プロレスラーという異色の経歴をもち、昨年10月からは音楽活動を再始動させた声優の相羽あいなさん。声優を目指すキッカケをもらったという居酒屋でのバイトや、お肉好きが高じて始めたという焼肉店での接客など、貴重なバイト経験について伺いました。4月15日にリリースされる、ミニアルバム『SiGN』の制作エピソードについてもインタビュー!
※直筆サイン入りチェキが当たる! 記事の後半でプレゼントキャンペーンを実施中!(2020年4月20日まで)
様々なテイストの楽曲を収録――自分自身の“好き”が詰まった作品になりました!

——1曲目に収録される「Beauty or Beast」は、相羽さんがスペシャルサポーターを務める女子プロレス団体『スターダム』の2020団体テーマソングですね。
はい、とても光栄です。曲を作っていただく際に、作曲家の上松範康さんとお会いしたのですが、上松さんもプロレスがお好きだということですごく盛り上がりました。完成したものを聞いた時は、プロレスをしていた当時を思い出しましたし、お話した事が曲として形になっていて“キター!”と、喜んでしまいました(笑)。
——イメージ通りだったと。
そうですね。実は、この曲は昨年の12月24日のスターダムさんの試合でも、映像の一部として後楽園ホールで流してもらっていて。まだ歌を入れる前のインストの状態でしたが、1人で“これが次の私の曲になるんだな”とワクワクしていました。ようやく形になって聴いてもらえるのが楽しみです!
——では、レコーディングでこだわった点について教えてください。
プロレス=強さの象徴というだけでなく、人間だからこその弱さも歌っているので、そういった部分も歌声で感じてもらえるように意識しました。
——歌詞には《自分に言い聞かせている》といったフレーズがありますが、相羽さんご自身が言い聞かせている言葉はありますか?
小さいころから、「出来る出来る」とか「強い強い」と自分自身に言い聞かせることは多かったです。学生時代は、理不尽さを感じたり困難にぶつかると、いつも心の中で言い聞かせていました。
特にプロレスをやっていたころは、自分より強い相手と戦う場合、気持ちで負けてしまうと勝てないどころか試合にもならないんです。なので、少しでも自分の信じられる部分を探して、「出来る、私は強い!」と言い聞かせていましたし、今のお仕事でもレコーディングやライブ前など緊張すると、声に出して言ったりしています。
——そして、今作では作詞に初挑戦されていますね。
「Signal」は、学生時代の恋心や告白をイメージして歌詞を書いたので、普段の私というよりは、少し弱さや切なさを感じる部分が強いかもしれないです。最初にスタッフさんに見せた時は、脳の中をそのまま見られているようで恥ずかしかったですね(笑)。
——他にも、可愛らしさのある「センスオブワンダー」や、セクシーな「Liar Pain」など、色々な要素が詰まっているなと感じました。
今回は私自身の“好き”が詰まったミニアルバムになりました。他にも「Love-4U-」は、ライブでみなさんと歌いたいなと思っています。6色の相羽あいなが収録されていますが、これからさらに新しい色を増やしていけたらいいなと思っています!
お肉が好きすぎて!? バイトの必須条件は「焼肉店」「まかない」でした

——ここからは、バイト経験について聞かせてください。
高校に入学してバイトが出来るようになってすぐに焼肉店で働きました。接客に興味があったのと、とにかくお肉が好きだったのでどうしても焼き肉店が良かったんです。“まかないがあること”が絶対条件だったので、面接でも一通りの説明を受けた後に、「あのぉ、ご飯は出ますか?」と聞きました(笑)。
——ちなみにバイトを始めたキッカケは?
社会経験をしておきたかったのと、アニメが好きでフィギアを集めていたので、“お金があれば自由に欲しい物が買える!”と思ったし、自分でお金を稼ぐことで世界が広がる気がしていました。
——その焼き肉店ではどれくらい働いんたのでしょうか?
1年くらい働いたころ、お店が移転することになってしまったので、また別の焼き肉店を探しました(笑)。探す時に、「まかないが美味しくて、少し高めの価格帯のお店で、お肉や接客のマナーについても教えてもらえるようなところにしよう」と、自分で条件を決めて探しました。
メニューに載っていない知識も貪欲に吸収。そのおかげで自信を持って接客ができた

——お肉についての知識も得ようと。
はい、お肉が好きすぎて(笑)。ホールスタッフでしたが、せっかく働くなら、お肉の部位や焼き加減とかも覚えられたらいいなと思って、空いた時間を見つけては厨房に行って作業風景を見ていました。そこで部位の名前や調理方法などをメモっていたことで、お客さんに質問された時にサッと答えられたりと役に立つこともありました。
――接客をする上で気をつけていたことはありますか?
今の答えと被りますが、なるべくメニューに載っていないことを覚えるようにしていました。たとえば、人気のお肉や産地や焼き方とかですね。知識を持っているほうが気持ちに余裕が生まれますし、何よりお肉のことを知れるのが自分自身も楽しかったので(笑)。
――しばらくは、そのお店でのバイトを続けるのでしょうか?
はい。ただ、知り合いから頼まれて居酒屋でのバイトを掛け持ちしていたのですが、人手が足りなかったのもあって最終的には居酒屋だけにしました。実はそこで知り合った先輩に、声優になる夢を後押ししてもらったことで、人生が大きく変わりました。
――詳しく教えてもらえますか?
小さいころから歌手や声優への憧れはありましたが、夢物語としか考えていなかったんです。でも、先輩に「やりたいことがあるなら、やったらいいじゃん! やらないで後悔するよりやって後悔したほうがきっと楽しいよ」と言われて……。その時は「え?」と思ったんですけど、人に言葉にしてもらえたことで夢を現実のものとして考えられるようになりました。
その居酒屋は個人経営で地元の人に親しまれるようなところで、常連さんとは普段からよく話もしていたし、人生の先輩からの言葉ということもあってずっしりきましたね。そのアドバイスがあったおかげで、声優の専門学校に通うことに決めました。
もう1つの夢であった保育士。バイトを通して親の強さを感じました

——ちなみに、それが最後のバイトになるのでしょうか?
地元では最後ですね。そのあと、オーディションを受けて上京した後に、東京では保育園でバイトをしました。声優を目指していなかったら保育士になりたかったので、それを知っていた知り合いが紹介してくれました。バイトなので、子どもたちを直接お世話するというより、ご飯を用意したりオムツを替えたりなどの雑務でしたが楽しかったです。
——夢の1つでもあった保育士を体験してみてどうでしたか?
素敵な仕事だと思いましたが、同時に大変さも感じました。保育園での業務が終わっても、自宅で翌日に子どもたちと遊ぶための工作をしたり、どうやって楽しく遊ぶかを考えていたりと、保育士のみなさんは常に子どもたちのことを考えていてすごくパワフルなんです。それを自分に置き換えた時に、“私は将来こんなにふうになれるのかな”と思いましたね。ご自身の子どもが少し大きくなって外で働くようになった“お母さん保育士さん”が多かったので、保育士という仕事の枠を超えて、改めて母親というものの強さも身近に感じることが出来ました。
大変なことも興味を持って取り組むことで、“楽しい”に変換できる!

――バイトをして良かったと思うのはどんなことでしょうか?
保育士のバイトもそうですが、人と触れ合う仕事だったのが良かったのかもしれません。焼き肉店で働いていた時も学校のコミュニティとは違って、色々な年代の方が来店されるので、たとえば父親と同じ年くらいの方が来ると、“働いた後にお店に寄ってくれたのかな? お父さんもこんな感じなのかな?”と思ったり。客観視することで、相手のことを考えられるようになったのは大きな変化だと思います。
——お話を伺うと、何かしら学びつつ楽しんで取り組まれているなと感じました。
ありがとうございます。もちろん大変なことありますけど、せっかく経験させてもらえるとこを、“イヤ”とか“辛い”という思い出で終わらせたくないんです。実は根本はネガティブなタイプではあるのですが、興味を持ったり、知ろうとする。その考え方1つで大変なことも楽しく変換出来ると思うので、これからも出来るだけ楽しく笑顔で過ごしていたいなと思っています。
人生就是一列开往坟墓的列车
人の人生は、自分の墓へ走る汽车に乗っているようだ。
路途上会有很多站,很难有人可以至始至终陪着走完
途中は沢山駅があるけど、ずっと最後まで侧にいってくれる人はいない。
当陪你的人要下车时,即使不舍,也该心存感激,然后挥手道别。
だから、いってくれた人が降りる前に、いくらさびしくても、感谢の気持ちでさよならと言おう
#日语[超话]##成长百宝箱[超话]#
人の人生は、自分の墓へ走る汽车に乗っているようだ。
路途上会有很多站,很难有人可以至始至终陪着走完
途中は沢山駅があるけど、ずっと最後まで侧にいってくれる人はいない。
当陪你的人要下车时,即使不舍,也该心存感激,然后挥手道别。
だから、いってくれた人が降りる前に、いくらさびしくても、感谢の気持ちでさよならと言おう
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『義母と娘のブルース2020年謹賀新年スペシャル』の話を聞いて
素直に嬉しかったです。私自身、同じ作品、同じ組でもう一度集まることが初めてだったので、連続ドラマで一緒に駆け抜けた皆さんと再会できたのは、胸にくるものがありましたし、またそこから新しいものをつくり、さらに強い信頼関係ができたような気がするので、以前とは違う居心地の良さを感じています。
自分にとって、いいものばかり与えていただいたドラマでした。私の人生を変えたと言っても過言ではないくらいです。この作品を観て私を「みゆきちゃん」と呼んでいただいて、一気に自分が広がった作品でした。こうやってまた帰ってきて、改めてこの作品がたくさんの方に愛されているなと実感したとともに、本当に嬉しかったです。
ストーリーは?
今回は、宮本家にある事件がおきます。「ベーカリー麦田」の前にぽつんと一人赤ちゃんが置かれている…という状況から物語が始まります。
「この子は誰の子だ?」という騒動から、亜希子さんとすれ違いながら、わかり合えない壁を一生懸命に越えていこうとする姿に、台本を読んで私はぐっときました。親子のつながりの素晴らしさを教えてくれるお話になっています。
ご自身の経験で家族に驚かされたこと
「来年からメキシコに住むことになります」と報告を受けたときはとても驚きました(笑)。私は小学校1〜3年生まで、メキシコに住んでいたんですけど、まだ幼稚園生だったので「どこ?」って思っていましたが、一番の衝撃でした。でも、小さい頃はそういう環境に飛び込んでいける力があるじゃないですか。今報告を受けるよりも、動揺はしなかったんじゃないかなと思います。この経験は、お芝居する上でも、いろんなものを想像することに役立っていますし、地理の教科書でしか写真を見ることがないようなところを、小さい頃からこの目で見ていたので、想像力をそのときに養えたかなと思います。
久々にみゆきを演じて
語尾のほわっとした感じや、元気で明るく跳ねている感じを久々に演じて懐かしいなと思いました。キャストのみなさんとお芝居をして、その関係の中にみゆきの”役割”があるので、周りのキャストのみなさんのお芝居あってのみゆきが演じることができています。
(連続ドラマから)1年後のお話ですが、監督からは「すごく成長していなくていいから。一年前のみゆきちゃんのままで」と言われました。けれど、大学に進学して、一人暮らしも始め環境も変わったので、みゆき自身に大きな変化はないけれど、ちょっとの時の経過を大事にしながら演じています。
このドラマで苦労したこと
ハードなロケの日がありまして…。道路を挟んで向こう側の大樹くんにずっと叫んでいるシーンがありました。私のいる側から撮るときも、私は走りながら叫んでいたのですが、大樹くん側の撮影に移っても叫んでいて…トータル7時間くらい叫んでいました(笑)。大声でけっこうキワドイことを叫んでいたので、恥ずかしかったのですが、「やるしかない!」の一心でした。テストで抑えられたらよかったんですけど、(道路を挟んでいて)車が通っているので、声が届かなくって、最初から全力でやっていました。
今回のドラマには、赤ちゃんが登場しますが
赤ちゃんとの共演は大変ですが、一番の癒しでもあるので、この現場を一番動かしている人物は、赤ちゃんのような気がしています。スタッフのみなさんが、赤ちゃんを癒すために一生懸命に「いないいないばあ」をしていたりする姿が微笑ましかったです。本当に大変ですけど、一番癒される存在です。自分が抱っこしているときに泣いちゃったら、私も必死になるんですけど、やっぱり何しててもかわいい!
この作品を撮影している間、街で見かける赤ちゃんを抱っこしているお母さんを見る目が変わってきました。「自分も昔はこうだったのかなあ」と思うと、「母は偉大だな」と思いますし、自分がお母さんになったらどうしてあげられるのか…と考えてしまいますね。
もちろん、かわいいという感情だけではやっていけないですし、その先のことまで考えるのはすごく大変なことだと思うので、30歳前半で人として熟したくらいに、赤ちゃんを育てられたらいいなと思います(笑)。
ドラマに出てくれた赤ちゃんのお母さんの話を聞くと、抱っこしていたら腱鞘炎になってしまったらしく、「痛みを止めながら抱っこしているんです」と話を聞いて、改めて子育ては本当に大変だなと思いました。
抱っこしている姿がしっかりされていました
本当ですか!試行錯誤です!(インタビュー時撮影していた)このシーンは、ずっと泣かれてしまって、心が折れたんですけど…一緒にいる時間が増えて行く中で、腕の中で眠ってくれたりして、嬉しかったんです。だけど、一番関係ができてきた頃に撮影が終わってしまうんですよね…。なので、残りの撮影も大事にしたいなと思っています。
あやし方の対策
絶対に泣き止む歌がありまして…反町隆史さんの「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は」という、ロックな音楽を赤ちゃんに聞かせると、なぜか必ず泣き止むんです。なので撮影現場では、ずっとその曲が流れています。この曲を流すと本当に99%くらいで泣き止んでくれるので、『ぎぼむす』の現場がすごくロックな感じになっていました(笑)。
みゆきと赤ちゃん
みゆきはきっと「自分も捨てられていてもおかしくない立場だった」と思ってるんですよ。こうやって違う人の元に行って、その人がお母さんになるということが当たり前ではないということが、みゆきもわかっているので、(ベーカリー麦田の前にいた)この子を大事にしてあげたいという気持ちが、人一番強いのではないかなと思います。
義母・亜希子を演じる綾瀬はるかさんと再びお会いして
大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」でご一緒していますが、お会いすることはありませんでした。けれど綾瀬さんは、私が泳いでるところをテレビ越しに応援してくださっていたそうで、それを綾瀬さんから聞いたとき「お母さんありがとう!」って、泣きそうになりました(笑)。嬉しいご縁だなと思います。
綾瀬さんは、疲れた顔を見せず、どんなときも現場を明るくしてくださる方。私もお母さんとして頼りがいがあります。本当に素敵な方です。
一方で、役の入り方がすごい。普段の綾瀬さんは柔らかい方で、ぽかぽかしていますが、亜希子さんはその真逆。その役に入られる瞬間を毎シーン間近で見られていることが、自分の財産になるなと思っています。
亜希子さんとしてリアクションしているものが、まったく嘘になっていなくて、ちゃんと亜希子さんとして生まれている感情を、私もみゆきとしてきちんと受け取れたらいいなと思います。
麦田を演じる佐藤健さん
「麦田さん好きだなあ〜」と改めて思いました(笑)。
人懐っこさもあり、何を考えているかわからないところも好きです。
佐藤さんも役への入り方がすごい。普段、お話をすることはありますが、どちらかというと寡黙な方なので、役への入り方がすごいなあと思います。
今回、お風呂上がりの麦田のタオルがズルって落ちるシーンが完璧で。タオルが落ちた後、私の目線がひゅって下にいくんですけど…どういう顔をしたらいいかわからなかった(照)。あのシーンは、麦田さんらしいシーンだなと思います。
大樹とみゆきの関係
大樹を演じている井之脇海さんとは、何回か共演させていただいていて、すごく信頼関係もできているので、たわいもない話もさせていただいている仲です。
監督とも「今回の2人はどんな関係なんだろう」と話していて、触れていいような触れちゃいけないような関係なのかな?と思ったら、受験生だからみゆきは大樹を応援して、支えている存在だと聞いたので、2人の関係は高校から変わらないまま延長して、ほっこりしている関係らしいです(笑)。私も台本を読みながらこの2人はいい関係だなと思っています。けれど、今回は『ぎぼむす』らしからぬドキドキシーンもちょっとあったりして、乞うご期待です!
視聴者の方にメッセージ
宮本みゆき役の上白石萌歌です。
あの『義母と娘のブルース』がお正月に帰ってきます!
みなさんに届いたらいいなと思っていた、親子との絆や、血のつながりをこえた大きな愛が描けていると思うので、ご家族みなさんで来年の1月2日よる9時からぜひお楽しみください!
https://t.cn/RrqM5vC
素直に嬉しかったです。私自身、同じ作品、同じ組でもう一度集まることが初めてだったので、連続ドラマで一緒に駆け抜けた皆さんと再会できたのは、胸にくるものがありましたし、またそこから新しいものをつくり、さらに強い信頼関係ができたような気がするので、以前とは違う居心地の良さを感じています。
自分にとって、いいものばかり与えていただいたドラマでした。私の人生を変えたと言っても過言ではないくらいです。この作品を観て私を「みゆきちゃん」と呼んでいただいて、一気に自分が広がった作品でした。こうやってまた帰ってきて、改めてこの作品がたくさんの方に愛されているなと実感したとともに、本当に嬉しかったです。
ストーリーは?
今回は、宮本家にある事件がおきます。「ベーカリー麦田」の前にぽつんと一人赤ちゃんが置かれている…という状況から物語が始まります。
「この子は誰の子だ?」という騒動から、亜希子さんとすれ違いながら、わかり合えない壁を一生懸命に越えていこうとする姿に、台本を読んで私はぐっときました。親子のつながりの素晴らしさを教えてくれるお話になっています。
ご自身の経験で家族に驚かされたこと
「来年からメキシコに住むことになります」と報告を受けたときはとても驚きました(笑)。私は小学校1〜3年生まで、メキシコに住んでいたんですけど、まだ幼稚園生だったので「どこ?」って思っていましたが、一番の衝撃でした。でも、小さい頃はそういう環境に飛び込んでいける力があるじゃないですか。今報告を受けるよりも、動揺はしなかったんじゃないかなと思います。この経験は、お芝居する上でも、いろんなものを想像することに役立っていますし、地理の教科書でしか写真を見ることがないようなところを、小さい頃からこの目で見ていたので、想像力をそのときに養えたかなと思います。
久々にみゆきを演じて
語尾のほわっとした感じや、元気で明るく跳ねている感じを久々に演じて懐かしいなと思いました。キャストのみなさんとお芝居をして、その関係の中にみゆきの”役割”があるので、周りのキャストのみなさんのお芝居あってのみゆきが演じることができています。
(連続ドラマから)1年後のお話ですが、監督からは「すごく成長していなくていいから。一年前のみゆきちゃんのままで」と言われました。けれど、大学に進学して、一人暮らしも始め環境も変わったので、みゆき自身に大きな変化はないけれど、ちょっとの時の経過を大事にしながら演じています。
このドラマで苦労したこと
ハードなロケの日がありまして…。道路を挟んで向こう側の大樹くんにずっと叫んでいるシーンがありました。私のいる側から撮るときも、私は走りながら叫んでいたのですが、大樹くん側の撮影に移っても叫んでいて…トータル7時間くらい叫んでいました(笑)。大声でけっこうキワドイことを叫んでいたので、恥ずかしかったのですが、「やるしかない!」の一心でした。テストで抑えられたらよかったんですけど、(道路を挟んでいて)車が通っているので、声が届かなくって、最初から全力でやっていました。
今回のドラマには、赤ちゃんが登場しますが
赤ちゃんとの共演は大変ですが、一番の癒しでもあるので、この現場を一番動かしている人物は、赤ちゃんのような気がしています。スタッフのみなさんが、赤ちゃんを癒すために一生懸命に「いないいないばあ」をしていたりする姿が微笑ましかったです。本当に大変ですけど、一番癒される存在です。自分が抱っこしているときに泣いちゃったら、私も必死になるんですけど、やっぱり何しててもかわいい!
この作品を撮影している間、街で見かける赤ちゃんを抱っこしているお母さんを見る目が変わってきました。「自分も昔はこうだったのかなあ」と思うと、「母は偉大だな」と思いますし、自分がお母さんになったらどうしてあげられるのか…と考えてしまいますね。
もちろん、かわいいという感情だけではやっていけないですし、その先のことまで考えるのはすごく大変なことだと思うので、30歳前半で人として熟したくらいに、赤ちゃんを育てられたらいいなと思います(笑)。
ドラマに出てくれた赤ちゃんのお母さんの話を聞くと、抱っこしていたら腱鞘炎になってしまったらしく、「痛みを止めながら抱っこしているんです」と話を聞いて、改めて子育ては本当に大変だなと思いました。
抱っこしている姿がしっかりされていました
本当ですか!試行錯誤です!(インタビュー時撮影していた)このシーンは、ずっと泣かれてしまって、心が折れたんですけど…一緒にいる時間が増えて行く中で、腕の中で眠ってくれたりして、嬉しかったんです。だけど、一番関係ができてきた頃に撮影が終わってしまうんですよね…。なので、残りの撮影も大事にしたいなと思っています。
あやし方の対策
絶対に泣き止む歌がありまして…反町隆史さんの「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は」という、ロックな音楽を赤ちゃんに聞かせると、なぜか必ず泣き止むんです。なので撮影現場では、ずっとその曲が流れています。この曲を流すと本当に99%くらいで泣き止んでくれるので、『ぎぼむす』の現場がすごくロックな感じになっていました(笑)。
みゆきと赤ちゃん
みゆきはきっと「自分も捨てられていてもおかしくない立場だった」と思ってるんですよ。こうやって違う人の元に行って、その人がお母さんになるということが当たり前ではないということが、みゆきもわかっているので、(ベーカリー麦田の前にいた)この子を大事にしてあげたいという気持ちが、人一番強いのではないかなと思います。
義母・亜希子を演じる綾瀬はるかさんと再びお会いして
大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」でご一緒していますが、お会いすることはありませんでした。けれど綾瀬さんは、私が泳いでるところをテレビ越しに応援してくださっていたそうで、それを綾瀬さんから聞いたとき「お母さんありがとう!」って、泣きそうになりました(笑)。嬉しいご縁だなと思います。
綾瀬さんは、疲れた顔を見せず、どんなときも現場を明るくしてくださる方。私もお母さんとして頼りがいがあります。本当に素敵な方です。
一方で、役の入り方がすごい。普段の綾瀬さんは柔らかい方で、ぽかぽかしていますが、亜希子さんはその真逆。その役に入られる瞬間を毎シーン間近で見られていることが、自分の財産になるなと思っています。
亜希子さんとしてリアクションしているものが、まったく嘘になっていなくて、ちゃんと亜希子さんとして生まれている感情を、私もみゆきとしてきちんと受け取れたらいいなと思います。
麦田を演じる佐藤健さん
「麦田さん好きだなあ〜」と改めて思いました(笑)。
人懐っこさもあり、何を考えているかわからないところも好きです。
佐藤さんも役への入り方がすごい。普段、お話をすることはありますが、どちらかというと寡黙な方なので、役への入り方がすごいなあと思います。
今回、お風呂上がりの麦田のタオルがズルって落ちるシーンが完璧で。タオルが落ちた後、私の目線がひゅって下にいくんですけど…どういう顔をしたらいいかわからなかった(照)。あのシーンは、麦田さんらしいシーンだなと思います。
大樹とみゆきの関係
大樹を演じている井之脇海さんとは、何回か共演させていただいていて、すごく信頼関係もできているので、たわいもない話もさせていただいている仲です。
監督とも「今回の2人はどんな関係なんだろう」と話していて、触れていいような触れちゃいけないような関係なのかな?と思ったら、受験生だからみゆきは大樹を応援して、支えている存在だと聞いたので、2人の関係は高校から変わらないまま延長して、ほっこりしている関係らしいです(笑)。私も台本を読みながらこの2人はいい関係だなと思っています。けれど、今回は『ぎぼむす』らしからぬドキドキシーンもちょっとあったりして、乞うご期待です!
視聴者の方にメッセージ
宮本みゆき役の上白石萌歌です。
あの『義母と娘のブルース』がお正月に帰ってきます!
みなさんに届いたらいいなと思っていた、親子との絆や、血のつながりをこえた大きな愛が描けていると思うので、ご家族みなさんで来年の1月2日よる9時からぜひお楽しみください!
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