#JuiceJuice[超话]#
【20210219工藤由愛ameba博客搬运】
スマホリングッッ。。工藤由愛
おはようございます(*^^*)
こんにちは( ﹡・ᴗ・ )
こんばんは(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
工藤由愛です
昨日のブログを見て下さった皆さん、いいねをして下さった皆さん、コメントを書いてくださった皆さん、ありがとうございます♡
昨日のブログでは、とある葛藤のお話や、お洋服のこと、辛いラーメンのお話や折り紙、ジブリのお話、消えそうになったお話などなどしました
お菓子は頑張りますね無理しすぎずに
かなり大変ですが、我慢が爆発して一気に食べちゃうなんてことはないように気をつけます
応援ありがとうございます
共感される方もいらっしゃいました
お買い物はコツが必要ですね、あと自分の状態とか、、、ですかね、、
お洋服についてのコメント嬉しいです!
リボン?紐にご注目して頂いた方も多くて嬉しいです
色も可愛くてゲット出来た時はウキウキでした☺️
ちょっと辛いのを食べてないと、やっぱ戻りやすくなっちゃうんですかね、、(泣)
ちなみなのですが、私はいつも辛ラーメンを食べてます!
他の辛いのはまだ挑戦できてないんです、、
折り紙作品、いつも褒めてくださったり、色んな言葉をかけてくださってありがとうございます
可愛い作品でお気に入りで、いつも引き出しにしまうとこを、タコグッズ広場に飾っちゃってます
折り紙色んなのおりますね
皆さんのお好きなジブリの曲についてや、映画などなどありがとうございます
ほうき(ブラシ)はまたがっタコとある方多かったですね
その時のお話はワクワクして読ませて頂きました
文章消えてなくて良かったです
無事皆さんにブログをお届けできて安心です(♡´▽`♡)
読んでくださってありがとうございます
スマホすごいですよね
昨日のブログもありがとうございました(*´˘`*)
お話し会についてもありがとうございます(*´╰╯`๓)ワクワク
今日朝起きたら、、、
なんか頭重いなってなって、
しっかり起き上がろうとしたら、、、
髪の毛がスマホリングに絡まってしまっていて、びっくりしたのと痛かったです
こういう時、焦りに焦って何故かさらに絡まって朝からバタバタでした(笑)
スマホリング恐るべし、、、
朝起きてスマホリングに髪の毛絡まる方、そうそう居ないですよね?!(笑)
もうビックリしました
たまにスマホがベットから落ちる時あるから、
スマホリング「スマホ落とさせないぜ」
みたいな感じでくっついてきたんですかね。。。
もしくは、
髪の毛
「ゆめちゃん、タコ好きって言ってたからタコみたいになってみる?」
っという感じでスマホリングに絡みついたのか、、、
分からないですねっ(笑)
携帯は頭の横のところに置いてないとアラームが聞こえるか不安なんですよね、、
皆さんもスマホリングではなく、充電コードに引っかかったり絡まったりはないように、
お気をつけください、、
今日の写真♪
今日、お洋服届いて、気分は最高です(´。✪ω✪。`)
ADIRAトレーナー
嬉しっ♪嬉しっ♪
メイクも上手くいったんです♪
嬉しくてこの顔
ご機嫌(∩´∀`∩)♡
今日はメンバーに会えたんですよ〜
みかんいっぱい持ってきました
あと、植村さんがミニドーナツやお菓子を広げて下さりました
井上さんからはアーモンドチョコ
秘密基地みたいで、安心しました(∩´∀`∩)♡
ご馳走様でした
稲場さんとも、久しぶりにお会いして、嬉しかったです
髪の毛伸びたねって言われました
ふふ〜ん(●´꒳ `●)**
メンバーといっぱいお話したり、一緒に過ごせたのが嬉しかったです(*´ω`*)
そして明日はワックワクなんですよ
私。。。
なんかなで肩になってきてるんですよ!!!!!!!!!!
今日里愛とそれで大笑いしました
なんか、元々肩は気にならなかったのですが、
ココ最近、メイクしてる時に、首と肩の距離が違く感じて、
よくよく方を見たら、なでになってきてるのがわかって!!!
原因はすぐ分かりました。
ほぼ毎日しょってる、リュックです。
結構重さもあるので、それでなっちゃったんだと思います、、、
レッスン着を着てるとその肩の具合が分かりますよ
なんだか、、、
ビックリでした、、。
オーバーオールとかサロペットとか、、
大好きなので落ちてこないで欲しいです。
リュック大好きだし、ランドセルみたいで安心するから、離れられないんですよね♡
以上です!!
最後までありがとうございました(❁´ω`❁)
それでは〜
行ってらっしゃい٩(ˊᗜˋ*)و
頑張っていきましょう( -`ω-)b
おやすみなさい(´-﹃-`)
【20210219工藤由愛ameba博客搬运】
スマホリングッッ。。工藤由愛
おはようございます(*^^*)
こんにちは( ﹡・ᴗ・ )
こんばんは(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
工藤由愛です
昨日のブログを見て下さった皆さん、いいねをして下さった皆さん、コメントを書いてくださった皆さん、ありがとうございます♡
昨日のブログでは、とある葛藤のお話や、お洋服のこと、辛いラーメンのお話や折り紙、ジブリのお話、消えそうになったお話などなどしました
お菓子は頑張りますね無理しすぎずに
かなり大変ですが、我慢が爆発して一気に食べちゃうなんてことはないように気をつけます
応援ありがとうございます
共感される方もいらっしゃいました
お買い物はコツが必要ですね、あと自分の状態とか、、、ですかね、、
お洋服についてのコメント嬉しいです!
リボン?紐にご注目して頂いた方も多くて嬉しいです
色も可愛くてゲット出来た時はウキウキでした☺️
ちょっと辛いのを食べてないと、やっぱ戻りやすくなっちゃうんですかね、、(泣)
ちなみなのですが、私はいつも辛ラーメンを食べてます!
他の辛いのはまだ挑戦できてないんです、、
折り紙作品、いつも褒めてくださったり、色んな言葉をかけてくださってありがとうございます
可愛い作品でお気に入りで、いつも引き出しにしまうとこを、タコグッズ広場に飾っちゃってます
折り紙色んなのおりますね
皆さんのお好きなジブリの曲についてや、映画などなどありがとうございます
ほうき(ブラシ)はまたがっタコとある方多かったですね
その時のお話はワクワクして読ませて頂きました
文章消えてなくて良かったです
無事皆さんにブログをお届けできて安心です(♡´▽`♡)
読んでくださってありがとうございます
スマホすごいですよね
昨日のブログもありがとうございました(*´˘`*)
お話し会についてもありがとうございます(*´╰╯`๓)ワクワク
今日朝起きたら、、、
なんか頭重いなってなって、
しっかり起き上がろうとしたら、、、
髪の毛がスマホリングに絡まってしまっていて、びっくりしたのと痛かったです
こういう時、焦りに焦って何故かさらに絡まって朝からバタバタでした(笑)
スマホリング恐るべし、、、
朝起きてスマホリングに髪の毛絡まる方、そうそう居ないですよね?!(笑)
もうビックリしました
たまにスマホがベットから落ちる時あるから、
スマホリング「スマホ落とさせないぜ」
みたいな感じでくっついてきたんですかね。。。
もしくは、
髪の毛
「ゆめちゃん、タコ好きって言ってたからタコみたいになってみる?」
っという感じでスマホリングに絡みついたのか、、、
分からないですねっ(笑)
携帯は頭の横のところに置いてないとアラームが聞こえるか不安なんですよね、、
皆さんもスマホリングではなく、充電コードに引っかかったり絡まったりはないように、
お気をつけください、、
今日の写真♪
今日、お洋服届いて、気分は最高です(´。✪ω✪。`)
ADIRAトレーナー
嬉しっ♪嬉しっ♪
メイクも上手くいったんです♪
嬉しくてこの顔
ご機嫌(∩´∀`∩)♡
今日はメンバーに会えたんですよ〜
みかんいっぱい持ってきました
あと、植村さんがミニドーナツやお菓子を広げて下さりました
井上さんからはアーモンドチョコ
秘密基地みたいで、安心しました(∩´∀`∩)♡
ご馳走様でした
稲場さんとも、久しぶりにお会いして、嬉しかったです
髪の毛伸びたねって言われました
ふふ〜ん(●´꒳ `●)**
メンバーといっぱいお話したり、一緒に過ごせたのが嬉しかったです(*´ω`*)
そして明日はワックワクなんですよ
私。。。
なんかなで肩になってきてるんですよ!!!!!!!!!!
今日里愛とそれで大笑いしました
なんか、元々肩は気にならなかったのですが、
ココ最近、メイクしてる時に、首と肩の距離が違く感じて、
よくよく方を見たら、なでになってきてるのがわかって!!!
原因はすぐ分かりました。
ほぼ毎日しょってる、リュックです。
結構重さもあるので、それでなっちゃったんだと思います、、、
レッスン着を着てるとその肩の具合が分かりますよ
なんだか、、、
ビックリでした、、。
オーバーオールとかサロペットとか、、
大好きなので落ちてこないで欲しいです。
リュック大好きだし、ランドセルみたいで安心するから、離れられないんですよね♡
以上です!!
最後までありがとうございました(❁´ω`❁)
それでは〜
行ってらっしゃい٩(ˊᗜˋ*)و
頑張っていきましょう( -`ω-)b
おやすみなさい(´-﹃-`)
『デュオ ザ 薬用クレンジングバーム バリア』の新CM『やさしくバリアモーレ』篇が、21日より放送開始される。
撮影ではどこか緊張気味の岸は、決めぜりふである「敏感肌に」とKinKi Kidsと声をそろえるシーンで、言い出しが少しだけ早すぎてNGに。するとすかさず「ちょっとズレたやん!」と剛、「早かったな、岸!」と光一にも指摘され、「すみません! 完全にやっちゃいましたね、わたくし…」と恐縮気味。
さらに剛からは「やめて! その“広報”の人みたいな返し!」とツッコまれ、3人は大爆笑。愛のあるイジりに緊張が和らいだのか、その後の撮影では、監督から岸は「メキシコの太陽のよう」と評された明るい笑顔を披露することができた。
終了後、感想を聞かれた剛から「岸くんがあんまり…期待を超えてこなかったかな…」と意外にも厳しい評価が下されると、「ハマらなかったですか! 爪あと残したかったです!」と悔しがる岸。剛は「後輩(=岸)が参加してくれたので、空気感も明るくなりました」と、共演には大満足だったよう。
また、新CMの見どころについて光一は「岸のマラカスさばきでしょ!」と即答。それを聞いて「華麗にさばかせていただきました!」とすかさずマラカスを振り始めた岸に「うそ言うな!」と光一が鋭く切り込むとスタジオは笑いに。最後に「常に一生懸命なのがいいところ」とKinKi Kidsから褒められた岸は、「のびのびでございます! 褒められて伸びるタイプなので!」と、満面の笑みを浮かべていた。
oricon news:https://t.cn/A65yGtxb
撮影ではどこか緊張気味の岸は、決めぜりふである「敏感肌に」とKinKi Kidsと声をそろえるシーンで、言い出しが少しだけ早すぎてNGに。するとすかさず「ちょっとズレたやん!」と剛、「早かったな、岸!」と光一にも指摘され、「すみません! 完全にやっちゃいましたね、わたくし…」と恐縮気味。
さらに剛からは「やめて! その“広報”の人みたいな返し!」とツッコまれ、3人は大爆笑。愛のあるイジりに緊張が和らいだのか、その後の撮影では、監督から岸は「メキシコの太陽のよう」と評された明るい笑顔を披露することができた。
終了後、感想を聞かれた剛から「岸くんがあんまり…期待を超えてこなかったかな…」と意外にも厳しい評価が下されると、「ハマらなかったですか! 爪あと残したかったです!」と悔しがる岸。剛は「後輩(=岸)が参加してくれたので、空気感も明るくなりました」と、共演には大満足だったよう。
また、新CMの見どころについて光一は「岸のマラカスさばきでしょ!」と即答。それを聞いて「華麗にさばかせていただきました!」とすかさずマラカスを振り始めた岸に「うそ言うな!」と光一が鋭く切り込むとスタジオは笑いに。最後に「常に一生懸命なのがいいところ」とKinKi Kidsから褒められた岸は、「のびのびでございます! 褒められて伸びるタイプなので!」と、満面の笑みを浮かべていた。
oricon news:https://t.cn/A65yGtxb
浏览了一遍收藏,觉得个人最喜欢的妹伏五还是这篇,每次看这段都会爽到那种:包含了年下方被当作小孩子的不满,青春期的反抗,永远活在心里的白月光,攻方与路人女性发生关系,当面尖锐的语言试探,明明想拥抱却变成伤害,互相慰藉,没有结果的初恋。最后高专入学时窗外随风飞舞的樱花也很美。………我真是个口味传统又狗血的女人。
「……先生、一つ聞いてもいいですか」
「珍しいね、恵が僕に聞くなんて」
いいよ、一つでも二つでも、と悟はウィンクして告げた。
「今日も含めて、俺がくだらないことで呼び出されても何で怒らなかったんですか。先生も忙しいのに」
すると悟はははは、と笑った。
「くだらないことってわかってるなら上出来だよ、恵」
「……他人を殴ったら普通怒るでしょう」
「恵には殴るだけの理由があるんだろ?君はそういう意味ではまっとうだから」
悟は続けた。
「……まぁ僕も、恵くらいの年はもっとめちゃくちゃだったしねぇ」
「それって、俺がやってるってことって想定内ってことですか」
恵は内心苛立つ。何をしても彼の心には届かなかかった、そんな失望すらあった。
「じゃぁもう一つ、先生に言わなきゃいけないことがあるんです」
悟は、ふーん、何?と言って目を細めた。背後のベッドに腰かけて長い足を組む。
まるで余裕だ。
それに、じわりと手のひらに汗がにじむ。
本当はこれを言うつもりはなかった。でももう引っ込みがつかない。
「去年のクリスマス、先生は俺の家に来なかったですよね」
「……そうだっけ?」
悟はとぼけた。
「俺はあの日…」
「…………」
じっと悟は恵を見ていた。応接室で感じたものとは違うプレッシャーがある。
恵は頬が熱くなるのを感じた。
「女の子と寝ました」
その恵の告白に悟は極めて冷静に、まるで教科書を読み上げるように呟いた。
「……セックスしたってこと?」
「はい」
恵がうなずくと、悟は微笑んだ。
「ふーん……こういう時は脱童貞おめでとう、とか言うべき?」
「……知りませんよ」
恵はぎゅっと手を握った。やっぱり、期待なんてするんじゃなかった。
動揺とか、嫉妬とか、そんなもの、この人の中にはない。
応接室では誰かもわからない人間にあれだけのことをしたのに、恵には冷静そのものだ。
悟は恵の心をよそに尋ねた。
「で?その子と付き合うの?」
「……そのつもりはないです、もう二度と会うこともないんで」
すると悟は大仰に肩をすくめる。
「恵、それは男として、あんまりよくないんじゃないの。ヤリ逃げっていうやつでしょ」
「……相手だって、同じです。学校のOGであまりよく知らない人だから。誘われたからそうしただけです」
「……恵、あのさ」
言いかけて悟は言葉を切った。そのまましばらく黙っていた。
「何ですか?」
恵が焦れて聞くと、悟はようやく顔を上げた。
「……好きじゃないのにしたの?何のために?」
「変ですか?そういうことに興味を持つのは。……俺、もう小学生じゃないんですよ」
恵は自分の心に嘘をついていることがわかっていた。行為のさなか、体は熱くなったけど、心はどんどん冷たくなった。
本当は興味なんてなかった。一人で過ごすクリスマスが耐えられなかっただけだ。
寂しさを見つめると、嫌でも自分の気持ちに向き合うことになる。
悟はゆらりと立ち上がった。
「……それ、本音?」
「…………」
悟の六眼がきらめく。彼の瞳は全てを見通すと言われているが、心の中までは見ることはできない。
しかし、その視線に問われているような気がして恵は目を伏せた。
「……恵。自分の気持ちを確かめるために、他人を利用しちゃだめだ」
子供をいさめる様な悟の言葉に、恵はかっと頭に血が上った。
図星だった。
「アンタ、よくそんなこと言えますね」
恵は立ち上がった。勢いがつきすぎて椅子がガシャンと後ろに倒れた。
悟はあーあ、と言って身を屈めてそれを起こした。
その白い頭を恵は見下ろしていた。悟はゆっくりと起き上がる。
それに、恵はさらにイライラする。
「……今日も、ずっと変だった。あんな、『普通の』人間を試すようなこと。いや去年のクリスマスからおかしくないですか、何があったんですか」
恵は早口にまくしたてた。本当はこんな風に聞きたかったんじゃない。
もっと落ち着いて、悟の話を聞きたいと思っていた。
でもできない、俺が子供だから。それとも。
「恵……」
すると悟は不意に笑った。恵は苛立ちに眉間にしわを寄せる。
「うん、ごめん……僕、本当に疲れてるんだね」
「疲れてるって……何に」
「……それは言えない」
「どうして」
「機密情報」
それに、あまり気持ちのいい話でもないから、と悟はぽつりと付け足した。
悟の顔が暗い。こんな表情を見るのは初めてだった。
恵の視線を避けるように、五条は背を向けてもう一度ベッドに寝そべった。
脱力した長い手足がだらんと外に垂れる。
「恵はどう思ってるか知らないけど、僕は君に結構救われてきたと思ってるんだけどね」
「……それ、どういう意味ですか」
散々からかわれてきた恵はちょっと警戒した。
すると悟は目を伏せた。
「小さい恵を抱っこすると柔らかくてあったかかったなぁって」
「……何ですかそれ、抱き枕的存在ってことですか」
「ふふ、もうさすがに抱っこさせてくれないだろ?」
悟は薄目を開けて、誘うように恵を見上げた。
そういうのはずるい、と恵は思う。
恵の心より先に、ベッドに足が向かう。
膝を折って悟に近づいた。
「先生……」
近づいた手は、弾かれることはなかった。
彼の術式はほぼ無意識に発動している。
昔は時々弾かれてることもあった。特に悟が不機嫌な時は。
まるで猫みたいに、彼が許した時にしか触れられない。
そして触れることができた日は、許されている。そう思うと幼い恵は心ひそかに嬉しかった。
悟の白い頬に触れた。暖房の効いた部屋でもそれはひやりとしていた。
「……抱きしめてもいいですか」
恵が問いかけると悟はまいったなぁと苦笑する。
「……鈍いね、非童貞の癖に」
憎まれ口を叩く悟の体を恵は抱きしめた。
悟は耳元で、クリスマス一人にしてごめん、と呟いた。
「……先生、一つ聞いてもいいですか」
「珍しいね、恵が僕に聞くなんて」
いいよ、一つでも二つでも、と悟はウィンクして告げた。
「今日も含めて、俺がくだらないことで呼び出されても何で怒らなかったんですか。先生も忙しいのに」
すると悟はははは、と笑った。
「くだらないことってわかってるなら上出来だよ、恵」
「……他人を殴ったら普通怒るでしょう」
「恵には殴るだけの理由があるんだろ?君はそういう意味ではまっとうだから」
悟は続けた。
「……まぁ僕も、恵くらいの年はもっとめちゃくちゃだったしねぇ」
「それって、俺がやってるってことって想定内ってことですか」
恵は内心苛立つ。何をしても彼の心には届かなかかった、そんな失望すらあった。
「じゃぁもう一つ、先生に言わなきゃいけないことがあるんです」
悟は、ふーん、何?と言って目を細めた。背後のベッドに腰かけて長い足を組む。
まるで余裕だ。
それに、じわりと手のひらに汗がにじむ。
本当はこれを言うつもりはなかった。でももう引っ込みがつかない。
「去年のクリスマス、先生は俺の家に来なかったですよね」
「……そうだっけ?」
悟はとぼけた。
「俺はあの日…」
「…………」
じっと悟は恵を見ていた。応接室で感じたものとは違うプレッシャーがある。
恵は頬が熱くなるのを感じた。
「女の子と寝ました」
その恵の告白に悟は極めて冷静に、まるで教科書を読み上げるように呟いた。
「……セックスしたってこと?」
「はい」
恵がうなずくと、悟は微笑んだ。
「ふーん……こういう時は脱童貞おめでとう、とか言うべき?」
「……知りませんよ」
恵はぎゅっと手を握った。やっぱり、期待なんてするんじゃなかった。
動揺とか、嫉妬とか、そんなもの、この人の中にはない。
応接室では誰かもわからない人間にあれだけのことをしたのに、恵には冷静そのものだ。
悟は恵の心をよそに尋ねた。
「で?その子と付き合うの?」
「……そのつもりはないです、もう二度と会うこともないんで」
すると悟は大仰に肩をすくめる。
「恵、それは男として、あんまりよくないんじゃないの。ヤリ逃げっていうやつでしょ」
「……相手だって、同じです。学校のOGであまりよく知らない人だから。誘われたからそうしただけです」
「……恵、あのさ」
言いかけて悟は言葉を切った。そのまましばらく黙っていた。
「何ですか?」
恵が焦れて聞くと、悟はようやく顔を上げた。
「……好きじゃないのにしたの?何のために?」
「変ですか?そういうことに興味を持つのは。……俺、もう小学生じゃないんですよ」
恵は自分の心に嘘をついていることがわかっていた。行為のさなか、体は熱くなったけど、心はどんどん冷たくなった。
本当は興味なんてなかった。一人で過ごすクリスマスが耐えられなかっただけだ。
寂しさを見つめると、嫌でも自分の気持ちに向き合うことになる。
悟はゆらりと立ち上がった。
「……それ、本音?」
「…………」
悟の六眼がきらめく。彼の瞳は全てを見通すと言われているが、心の中までは見ることはできない。
しかし、その視線に問われているような気がして恵は目を伏せた。
「……恵。自分の気持ちを確かめるために、他人を利用しちゃだめだ」
子供をいさめる様な悟の言葉に、恵はかっと頭に血が上った。
図星だった。
「アンタ、よくそんなこと言えますね」
恵は立ち上がった。勢いがつきすぎて椅子がガシャンと後ろに倒れた。
悟はあーあ、と言って身を屈めてそれを起こした。
その白い頭を恵は見下ろしていた。悟はゆっくりと起き上がる。
それに、恵はさらにイライラする。
「……今日も、ずっと変だった。あんな、『普通の』人間を試すようなこと。いや去年のクリスマスからおかしくないですか、何があったんですか」
恵は早口にまくしたてた。本当はこんな風に聞きたかったんじゃない。
もっと落ち着いて、悟の話を聞きたいと思っていた。
でもできない、俺が子供だから。それとも。
「恵……」
すると悟は不意に笑った。恵は苛立ちに眉間にしわを寄せる。
「うん、ごめん……僕、本当に疲れてるんだね」
「疲れてるって……何に」
「……それは言えない」
「どうして」
「機密情報」
それに、あまり気持ちのいい話でもないから、と悟はぽつりと付け足した。
悟の顔が暗い。こんな表情を見るのは初めてだった。
恵の視線を避けるように、五条は背を向けてもう一度ベッドに寝そべった。
脱力した長い手足がだらんと外に垂れる。
「恵はどう思ってるか知らないけど、僕は君に結構救われてきたと思ってるんだけどね」
「……それ、どういう意味ですか」
散々からかわれてきた恵はちょっと警戒した。
すると悟は目を伏せた。
「小さい恵を抱っこすると柔らかくてあったかかったなぁって」
「……何ですかそれ、抱き枕的存在ってことですか」
「ふふ、もうさすがに抱っこさせてくれないだろ?」
悟は薄目を開けて、誘うように恵を見上げた。
そういうのはずるい、と恵は思う。
恵の心より先に、ベッドに足が向かう。
膝を折って悟に近づいた。
「先生……」
近づいた手は、弾かれることはなかった。
彼の術式はほぼ無意識に発動している。
昔は時々弾かれてることもあった。特に悟が不機嫌な時は。
まるで猫みたいに、彼が許した時にしか触れられない。
そして触れることができた日は、許されている。そう思うと幼い恵は心ひそかに嬉しかった。
悟の白い頬に触れた。暖房の効いた部屋でもそれはひやりとしていた。
「……抱きしめてもいいですか」
恵が問いかけると悟はまいったなぁと苦笑する。
「……鈍いね、非童貞の癖に」
憎まれ口を叩く悟の体を恵は抱きしめた。
悟は耳元で、クリスマス一人にしてごめん、と呟いた。
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