劇的サヨナラ放った星稜の代打 観察眼生かす 高校野球北信越大会
高校野球秋季北信越大会決勝（23日・福井県営球場）
○星稜(石川1位)1－0敦賀気比(福井3位)●
劇的なサヨナラ打を放ったのは、代打・中島幹大。今大会の星稜の成長を象徴する控え部員だ。
タイブレークに突入した延長十回裏、2死満塁で左打席に入った。初球。狙っていたカーブを強振すると、打球は右中間に飛び、追いかける中堅手の頭を越えた。たった一振りで、息詰まるスコアレスの熱戦に終止符を打ってみせた。
打てた理由は二つある。「入りが変化球が多かった」。そして「ベンチから見て、同じアウトのなり方ばかりだった。変化球を引っかけるか、変化球待ちで直球に差し込まれるか。変化球はためて振り切ろうと思っていた」。敦賀気比の左腕・竹下海斗の特徴を一回からじっと観察し、ついに回ってきた最大の好機でアウトプットしたのだ。
今大会直前、星稜は体調不良者が続出し、主将の芦硲晃太や主戦の佐宗翼らが準々決勝まで出場できなかった。代わりに先発出場した一人、中島幹は「7番・右翼」で2試合計7打数3安打と結果を残し、準決勝進出に貢献した。
準決勝から主力が戻り、中島幹らはベンチに回ったが、「ベストメンバーで戦うにこしたことはないが、結果的にチームの力を底上げできた」と山下智将監督。「けがの功名」と言える台頭につながった。
中島幹の父は、社会人野球・伏木海陸運送の元監督で現副部長の大悟さん。星稜高出身の父の背中を追って中学から星稜に入学し、「明治神宮大会では代打で日本一に貢献する。もちろん、レギュラーも目指します」と高らかに宣言した。【大東祐紀】
高校野球秋季北信越大会決勝（23日・福井県営球場）
○星稜(石川1位)1－0敦賀気比(福井3位)●
劇的なサヨナラ打を放ったのは、代打・中島幹大。今大会の星稜の成長を象徴する控え部員だ。
タイブレークに突入した延長十回裏、2死満塁で左打席に入った。初球。狙っていたカーブを強振すると、打球は右中間に飛び、追いかける中堅手の頭を越えた。たった一振りで、息詰まるスコアレスの熱戦に終止符を打ってみせた。
打てた理由は二つある。「入りが変化球が多かった」。そして「ベンチから見て、同じアウトのなり方ばかりだった。変化球を引っかけるか、変化球待ちで直球に差し込まれるか。変化球はためて振り切ろうと思っていた」。敦賀気比の左腕・竹下海斗の特徴を一回からじっと観察し、ついに回ってきた最大の好機でアウトプットしたのだ。
今大会直前、星稜は体調不良者が続出し、主将の芦硲晃太や主戦の佐宗翼らが準々決勝まで出場できなかった。代わりに先発出場した一人、中島幹は「7番・右翼」で2試合計7打数3安打と結果を残し、準決勝進出に貢献した。
準決勝から主力が戻り、中島幹らはベンチに回ったが、「ベストメンバーで戦うにこしたことはないが、結果的にチームの力を底上げできた」と山下智将監督。「けがの功名」と言える台頭につながった。
中島幹の父は、社会人野球・伏木海陸運送の元監督で現副部長の大悟さん。星稜高出身の父の背中を追って中学から星稜に入学し、「明治神宮大会では代打で日本一に貢献する。もちろん、レギュラーも目指します」と高らかに宣言した。【大東祐紀】
アフガン地震は“四つ子地震”だった、科学者ら唖然、「ありえないパターン」
10/23(月) 17:11配信
4つ続いた地震がすべてM6.3、「ドミノ効果」のせいか
現地時間10月7日午前11時11分（日本時間15時41分）、アフガニスタンのヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生した。ヒンドゥークシュ山脈の西端の断層が破壊され、人口の多いヘラート市が大きな被害を受け、近隣の多くの農村が瓦礫と化した。それからわずか23分後、同じくマグニチュード6.3の2回目の地震が発生した。
ギャラリー：男装の少女を育てるアフガン社会の矛盾 写真9点
4日後の10月11日には、人々が瓦礫の中から遺体を回収している最中に、同じ地域で3回目のマグニチュード6.3の地震が発生し、傷ついた住民をさらに打ちのめした。死者数が約3000人に達した10月15日には、4回目のマグニチュード6.3の地震が発生した（編注：発生時刻、震源、マグニチュードはすべて米国地質調査所による）。
わずか1週間余りの間に同じ規模の大きな地震が4回も連続して発生することは非常に珍しく、多くの科学者を唖然とさせた。
この地域に設置されている地震計の数が少ないため、詳しい分析は難しいが、早くも1つの仮説が有力になっている。米ワシントン大学太平洋北西部地震観測網のディレクターであるハロルド・トービン氏は、地震が4回続けて発生した原因は「ドミノ効果」にある可能性が高いと言う。
理屈はこうだ。10月7日に最初の地震が発生したとき、滑った断層から、すでに力がかかっていた別の断層に力が伝わった。その断層も直後に破壊されて2回目の地震が発生し、同じプロセスがさらに2回発生したというのだ。このような力の伝播は世界中で見られるが、「今回の地震は、すべて同じマグニチュードで、非常に短い期間に発生したという点で異例のものでした」とトービン氏は言う。
似たような地震が少ないため、そのしくみの解明は困難だ。科学者たちは今回の連続地震の解明に取り組んでいるが、まだ終わっていないのかもしれないと警告する。数日後、数週間後、数カ月後にさらなる地震が発生する可能性はゼロではない。
「ありえないパターンです」
アフガニスタンの広い範囲に網の目のように分布する断層ネットワークは、アラビア、ユーラシア、インドのプレートの情け容赦のない運動によって作られたもので、破壊されそうな箇所が何層にも重なっている。そのため、アフガニスタンではこれまでにも多くの地震が発生し、多数の人命が奪われている。2022年の夏にもパキスタンとの国境でマグニチュード6.1の地震が発生し、1000人以上が死亡した。
だから、アフガニスタンで強い地震が2回続けて発生するのは不思議ではない。ただ、今回の最初の2つの地震は珍しいものだった。地震地質学者でNASAの科学コミュニケーターを務めるウェンディー・ボーン氏は、「アフガニスタン西部のこの地域は、東部に比べて地震活動がはるかに少ないので、最初の2つの地震がここで起きたことはやや意外でした」と言う。
科学者たちが注目しているのは、4回の地震のマグニチュードが同じだったことだ。米カリフォルニア州立工科大学ポモナ校の名誉教授で地震学者のジャッシャ・ポレット氏は、「最初にマグニチュード6.3の地震が2回続けて発生した時点で、かなり珍しい連続地震だと思いました」と言う。「それが4回続いたときには、非常に驚きました」
これは一般的な地震の起こり方ではない。通常は、比較的大きな断層破壊によって本震が発生し、それから小さな余震が何度も起こるが、余震の回数は時間とともに減っていく。本震に匹敵する規模の地震が起こることもあるが、本震から1週間以内に発生する確率は約5％だ。10月7日の地震は、この小さな確率で起こったものだった。
同一または近接した断層帯で、同程度の規模の2つの別々の地震が短い時間で発生したものは「双子地震」と呼ばれる。それぞれ独自の余震のパターンを持っているが、場所が近接していることから、その根底には単一の地殻変動や地震プロセスがあると考えられている。
双子地震はそれほど珍しいものではない。たまたま同じ10月7日にパプアニューギニアでも双子地震が発生しているし、2月にトルコとシリアで発生した地震も双子地震だった。
これより頻度は少ないが「三つ子地震（三連動地震）」も知られている。カナダ、ビクトリア大学の地震科学者であるエドウィン・ニッセン氏によると、2017年12月にイラン中部で2週間ほどの間にマグニチュード6の地震が3回連続して発生したという。
「けれども四つ子地震、しかもほぼ同じ規模のものになると、非常にまれです。ありえないパターンです」とトービン氏は言う。
一方、米コーネル大学の地震科学者であるジュディス・ハバード氏は、2019年10月から12月にかけてフィリピンのミンダナオ島でマグニチュード6.4、6.6、6.5、6.8の地震が発生したと指摘する。そうは言っても、アフガニスタンのマグニチュードが同程度で、しかも早いペースで4回連続した地震は不思議だ。
その原因は何だろう？
少しずつ東にずれた4つの地震
今回の地震が、非常に強い1回の地震ではなく、そこそこ強い4回の地震として発生したのは、おそらくこの地域の山間部の断層がとぎれとぎれで、「隙間や段差や屈曲によって分断されている」ためだろうとニッセン氏は言う。「非常に強い地震が起こるには広い断層面にわたって断層が破壊される必要がありますが、こうした境界があることで、それが食い止められるのです」
地震信号の分析から、今回の4つの地震のすべてが、衝上（つきあげ）断層（上の地層が下の地層に対して45度以下の緩い角度でずり上がる逆断層）によって引き起こされたことがわかっている。しかし、データが不足しているため、原因となった断層はまだ特定されていない。
それでも、地殻内の力の伝播が四つ子地震の原因となった可能性が高い。
四つ子地震の震央（震源の真上の地表の地点）は、少しずつ東にずれている。おそらく、狭い間隔で並ぶ断層がいくつも関係しているか、1つの長い断層がいくつかに分断されているのだろう。「これらの断層はブロックのように積み重なっていて、1つが動くとほかの断層も動きやすくなるのかもしれません」とボーン氏は言う。
これに対してポレット氏は、この説明では4回の地震がどれも同じマグニチュードだった理由を説明できないと指摘する。
しかし、双子、三つ子、四つ子の地震がすべて同じ大きさでなければならないという決まりはない。ハバード氏は、今回の四つ子地震がどれも同じ規模だったのは「おそらく偶然でしょう」と言う。
まったく備えをしていなかった
すべての科学者がこの予備的な分析に納得しているわけではない。「ドミノ効果である必要はありません」と言うのは、カリフォルニア工科大学の地球物理学者であるザッカリー・ロス氏だ。
それは単なる群発地震なのかもしれない。群発地震とは、同じ時期に、同じ地域で、本震と呼べるような地震なしに同程度の規模の地震が連続して起こるものだ。
アフガニスタンの4回の地震が群発地震なら、同じようなマグニチュードの地震が連続して起こるのは不思議ではない。けれどもこの説には2つの問題点がある。
1つは、マグニチュード6以上の群発地震は珍しいこと。もう1つは、群発地震は溶岩や高温の流体が地殻の中を移動して起こることが多いが、アフガニスタン西部はこの種の地質活動とは無縁である点だ。
ほとんどの科学者はドミノ効果を支持しており、もっとデータが集まれば、地質学的な原因がはっきり見えてくるだろう。ただ、現時点で確実にわかっていることが1つある。この地域は、四つ子地震のどれに対してもまったく備えをしていなかった。
最も深刻な被害を受けた僻地の村々の建物は、鉄骨の入っていない、泥やレンガや木でできたものばかりで、強い地震には耐えられない構造だった。
悲劇的なことに、犠牲者の90％が女性と子供と推定されていて、彼らは地震が発生したときに屋内にいた可能性が高い。タリバンが、女性が公共の場で自由に移動する権利を制限していたことが、犠牲者の大きな偏りを生じさせたのだ。
地震は地殻変動が起きたときに発生するが、災害は自然の要因だけでなく人為的な要因によっても発生する。今回の地震も例外ではない。
文＝ROBIN GEORGE ANDREWS／訳＝三枝小夜子
10/23(月) 17:11配信
4つ続いた地震がすべてM6.3、「ドミノ効果」のせいか
現地時間10月7日午前11時11分（日本時間15時41分）、アフガニスタンのヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生した。ヒンドゥークシュ山脈の西端の断層が破壊され、人口の多いヘラート市が大きな被害を受け、近隣の多くの農村が瓦礫と化した。それからわずか23分後、同じくマグニチュード6.3の2回目の地震が発生した。
ギャラリー：男装の少女を育てるアフガン社会の矛盾 写真9点
4日後の10月11日には、人々が瓦礫の中から遺体を回収している最中に、同じ地域で3回目のマグニチュード6.3の地震が発生し、傷ついた住民をさらに打ちのめした。死者数が約3000人に達した10月15日には、4回目のマグニチュード6.3の地震が発生した（編注：発生時刻、震源、マグニチュードはすべて米国地質調査所による）。
わずか1週間余りの間に同じ規模の大きな地震が4回も連続して発生することは非常に珍しく、多くの科学者を唖然とさせた。
この地域に設置されている地震計の数が少ないため、詳しい分析は難しいが、早くも1つの仮説が有力になっている。米ワシントン大学太平洋北西部地震観測網のディレクターであるハロルド・トービン氏は、地震が4回続けて発生した原因は「ドミノ効果」にある可能性が高いと言う。
理屈はこうだ。10月7日に最初の地震が発生したとき、滑った断層から、すでに力がかかっていた別の断層に力が伝わった。その断層も直後に破壊されて2回目の地震が発生し、同じプロセスがさらに2回発生したというのだ。このような力の伝播は世界中で見られるが、「今回の地震は、すべて同じマグニチュードで、非常に短い期間に発生したという点で異例のものでした」とトービン氏は言う。
似たような地震が少ないため、そのしくみの解明は困難だ。科学者たちは今回の連続地震の解明に取り組んでいるが、まだ終わっていないのかもしれないと警告する。数日後、数週間後、数カ月後にさらなる地震が発生する可能性はゼロではない。
「ありえないパターンです」
アフガニスタンの広い範囲に網の目のように分布する断層ネットワークは、アラビア、ユーラシア、インドのプレートの情け容赦のない運動によって作られたもので、破壊されそうな箇所が何層にも重なっている。そのため、アフガニスタンではこれまでにも多くの地震が発生し、多数の人命が奪われている。2022年の夏にもパキスタンとの国境でマグニチュード6.1の地震が発生し、1000人以上が死亡した。
だから、アフガニスタンで強い地震が2回続けて発生するのは不思議ではない。ただ、今回の最初の2つの地震は珍しいものだった。地震地質学者でNASAの科学コミュニケーターを務めるウェンディー・ボーン氏は、「アフガニスタン西部のこの地域は、東部に比べて地震活動がはるかに少ないので、最初の2つの地震がここで起きたことはやや意外でした」と言う。
科学者たちが注目しているのは、4回の地震のマグニチュードが同じだったことだ。米カリフォルニア州立工科大学ポモナ校の名誉教授で地震学者のジャッシャ・ポレット氏は、「最初にマグニチュード6.3の地震が2回続けて発生した時点で、かなり珍しい連続地震だと思いました」と言う。「それが4回続いたときには、非常に驚きました」
これは一般的な地震の起こり方ではない。通常は、比較的大きな断層破壊によって本震が発生し、それから小さな余震が何度も起こるが、余震の回数は時間とともに減っていく。本震に匹敵する規模の地震が起こることもあるが、本震から1週間以内に発生する確率は約5％だ。10月7日の地震は、この小さな確率で起こったものだった。
同一または近接した断層帯で、同程度の規模の2つの別々の地震が短い時間で発生したものは「双子地震」と呼ばれる。それぞれ独自の余震のパターンを持っているが、場所が近接していることから、その根底には単一の地殻変動や地震プロセスがあると考えられている。
双子地震はそれほど珍しいものではない。たまたま同じ10月7日にパプアニューギニアでも双子地震が発生しているし、2月にトルコとシリアで発生した地震も双子地震だった。
これより頻度は少ないが「三つ子地震（三連動地震）」も知られている。カナダ、ビクトリア大学の地震科学者であるエドウィン・ニッセン氏によると、2017年12月にイラン中部で2週間ほどの間にマグニチュード6の地震が3回連続して発生したという。
「けれども四つ子地震、しかもほぼ同じ規模のものになると、非常にまれです。ありえないパターンです」とトービン氏は言う。
一方、米コーネル大学の地震科学者であるジュディス・ハバード氏は、2019年10月から12月にかけてフィリピンのミンダナオ島でマグニチュード6.4、6.6、6.5、6.8の地震が発生したと指摘する。そうは言っても、アフガニスタンのマグニチュードが同程度で、しかも早いペースで4回連続した地震は不思議だ。
その原因は何だろう？
少しずつ東にずれた4つの地震
今回の地震が、非常に強い1回の地震ではなく、そこそこ強い4回の地震として発生したのは、おそらくこの地域の山間部の断層がとぎれとぎれで、「隙間や段差や屈曲によって分断されている」ためだろうとニッセン氏は言う。「非常に強い地震が起こるには広い断層面にわたって断層が破壊される必要がありますが、こうした境界があることで、それが食い止められるのです」
地震信号の分析から、今回の4つの地震のすべてが、衝上（つきあげ）断層（上の地層が下の地層に対して45度以下の緩い角度でずり上がる逆断層）によって引き起こされたことがわかっている。しかし、データが不足しているため、原因となった断層はまだ特定されていない。
それでも、地殻内の力の伝播が四つ子地震の原因となった可能性が高い。
四つ子地震の震央（震源の真上の地表の地点）は、少しずつ東にずれている。おそらく、狭い間隔で並ぶ断層がいくつも関係しているか、1つの長い断層がいくつかに分断されているのだろう。「これらの断層はブロックのように積み重なっていて、1つが動くとほかの断層も動きやすくなるのかもしれません」とボーン氏は言う。
これに対してポレット氏は、この説明では4回の地震がどれも同じマグニチュードだった理由を説明できないと指摘する。
しかし、双子、三つ子、四つ子の地震がすべて同じ大きさでなければならないという決まりはない。ハバード氏は、今回の四つ子地震がどれも同じ規模だったのは「おそらく偶然でしょう」と言う。
まったく備えをしていなかった
すべての科学者がこの予備的な分析に納得しているわけではない。「ドミノ効果である必要はありません」と言うのは、カリフォルニア工科大学の地球物理学者であるザッカリー・ロス氏だ。
それは単なる群発地震なのかもしれない。群発地震とは、同じ時期に、同じ地域で、本震と呼べるような地震なしに同程度の規模の地震が連続して起こるものだ。
アフガニスタンの4回の地震が群発地震なら、同じようなマグニチュードの地震が連続して起こるのは不思議ではない。けれどもこの説には2つの問題点がある。
1つは、マグニチュード6以上の群発地震は珍しいこと。もう1つは、群発地震は溶岩や高温の流体が地殻の中を移動して起こることが多いが、アフガニスタン西部はこの種の地質活動とは無縁である点だ。
ほとんどの科学者はドミノ効果を支持しており、もっとデータが集まれば、地質学的な原因がはっきり見えてくるだろう。ただ、現時点で確実にわかっていることが1つある。この地域は、四つ子地震のどれに対してもまったく備えをしていなかった。
最も深刻な被害を受けた僻地の村々の建物は、鉄骨の入っていない、泥やレンガや木でできたものばかりで、強い地震には耐えられない構造だった。
悲劇的なことに、犠牲者の90％が女性と子供と推定されていて、彼らは地震が発生したときに屋内にいた可能性が高い。タリバンが、女性が公共の場で自由に移動する権利を制限していたことが、犠牲者の大きな偏りを生じさせたのだ。
地震は地殻変動が起きたときに発生するが、災害は自然の要因だけでなく人為的な要因によっても発生する。今回の地震も例外ではない。
文＝ROBIN GEORGE ANDREWS／訳＝三枝小夜子
#king&prince# LIVETOUR2023_ピース 新聞
２人体制初の全国ツアー「これからも一緒に歴史を作り上げていこう」 あいさつで１２秒間頭下げ…ファンに感謝
Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅが２２日、Ｋアリーナ横浜で２人体制初となる全国ツアーの神奈川３日間公演を締めくくった。５月に平野紫耀（２６）らメンバー３人が脱退したが、気持ちを新たに最新アルバム「ピース」を引っ提げ２９曲を披露。高橋海人（２４）は「ここにいる覚悟がある」と新生キンプリに懸ける思いを見せ、永瀬廉（２４）は「これからも僕たちと一緒に歴史を作り上げていこう」とファンに熱く呼びかけた。
先月２９日に開業したばかりのＫアリーナ横浜に２色のペンライトが揺れる。見慣れない景色を前に、２人のキンプリが新たな一歩を踏み出した。
本編終盤のあいさつで高橋は「みんなが笑顔でいてくれるのは当たり前じゃない」と頭を１２秒間も深々と下げて感謝。永瀬は「俺には海人が、海人には俺が、僕たちには皆さんがいるので、これ以上に心強いことはない」と胸を熱くした。
キンプリはデビュー５周年前日の今年５月２２日に平野、リーダーの岸優太（２８）、神宮寺勇太（２５）が脱退。８月２７日に２人体制初となる７都市２４公演の全国ツアーをスタートさせた。
神奈川公演最終日のこの日はアルバム「ピース」のリード曲「Ｍｙ Ｌｏｖｅ Ｓｏｎｇ」、５人時代の人気曲「ｉｃｈｉｂａｎ」など２９曲を熱唱。火花が波打つド派手な特攻機材「Ｓｐａｒｋｕｌａｒ Ｗａｖｅ」を国内ツアーで初採用し、ゴンドラで７階席と同じ目線の高さ２５メートルまで上がるなど、３日間５公演で１０万人を魅了した。
２人体制初の全国ツアー「これからも一緒に歴史を作り上げていこう」 あいさつで１２秒間頭下げ…ファンに感謝
Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅが２２日、Ｋアリーナ横浜で２人体制初となる全国ツアーの神奈川３日間公演を締めくくった。５月に平野紫耀（２６）らメンバー３人が脱退したが、気持ちを新たに最新アルバム「ピース」を引っ提げ２９曲を披露。高橋海人（２４）は「ここにいる覚悟がある」と新生キンプリに懸ける思いを見せ、永瀬廉（２４）は「これからも僕たちと一緒に歴史を作り上げていこう」とファンに熱く呼びかけた。
先月２９日に開業したばかりのＫアリーナ横浜に２色のペンライトが揺れる。見慣れない景色を前に、２人のキンプリが新たな一歩を踏み出した。
本編終盤のあいさつで高橋は「みんなが笑顔でいてくれるのは当たり前じゃない」と頭を１２秒間も深々と下げて感謝。永瀬は「俺には海人が、海人には俺が、僕たちには皆さんがいるので、これ以上に心強いことはない」と胸を熱くした。
キンプリはデビュー５周年前日の今年５月２２日に平野、リーダーの岸優太（２８）、神宮寺勇太（２５）が脱退。８月２７日に２人体制初となる７都市２４公演の全国ツアーをスタートさせた。
神奈川公演最終日のこの日はアルバム「ピース」のリード曲「Ｍｙ Ｌｏｖｅ Ｓｏｎｇ」、５人時代の人気曲「ｉｃｈｉｂａｎ」など２９曲を熱唱。火花が波打つド派手な特攻機材「Ｓｐａｒｋｕｌａｒ Ｗａｖｅ」を国内ツアーで初採用し、ゴンドラで７階席と同じ目線の高さ２５メートルまで上がるなど、３日間５公演で１０万人を魅了した。
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