農を 憫(あはれ)む
春に種(ま)く 一粒の粟,
秋に成る 萬顆の子(み)。
四海 閒田 無けれど,
農夫 猶(な)ほ 餓死するがごとし。
禾(か)を鋤(す)きて 日 午に當たり,
汗は 禾(か)下の土に 滴(したた)る。
誰(たれ)か 知らん 盤中の餐,
粒粒(りうりう) 皆な 辛苦。
憫農二首
唐 李紳
春種一粒粟,
秋成萬顆子。
四海無閒田,
農夫猶餓死。
鋤禾日當午,
汗滴禾下土。
誰知盤中餐,
粒粒皆辛苦。
私感訳註:
※李紳:建中元年(780年)~會昌六年(846年)。中唐の詩人。字は公垂。無錫の人。
『古文眞寶』
※憫農:農民を憐れむ。 *この作品は、押韻や対句などから、絶句を律詩風に変えたような趣である。『全唐詩』は絶句二首とし、『古文眞寶』では後半部分だけをとりあげる(写真:右)。中国の教科書等でも後半を採り上げている。後世、北宋・范仲淹は『江上漁者』で、「江上往來人,但愛鱸魚美。君看一葉舟,出沒風波裡。」と漁民の苦労を詠った詩を作る。
絶句二首とする場合は:
春種一粒粟,秋成萬顆子。
四海無閒田,農夫猶餓死。
と
鋤禾日當午,汗滴禾下土。
誰知盤中餐,粒粒皆辛苦。
との二首とする。似た趣の詩に、北宋・梅堯臣の『陶者』「陶盡門前土,屋上無片瓦。十指不霑泥,鱗鱗居大廈。」や北宋・張愈の『蠶婦』「昨日入城市,歸來涙滿巾。遍身羅綺者,不是養蠶人。」がある。
※春種一粒粟:春に一粒だけ種を播くと。 ・種:〔しゅ;zhong4●〕種を播く。動詞。 ・一粒:一粒(だけ)。 ・粟:〔ぞく;su4●〕穀類の総称。あわ。
※秋成萬顆子:秋には万もの実がなる。 ・成:なる。できる。 ・萬顆:万の粒の…。多くの。「顆」は、粒状のものを数える量詞(助数詞)。 ・子:ここでは、実のことになる。
※四海無閑田:国内に休耕田はなく(農民は精励しているのに)。 ・四海:国内。天下。 ・閑田:耕作していない田地。
※農夫猶餓死:農民は餓死しようとしている。 ・農夫:農民。 ・猶:なおも。 ・餓死:飢え死にする。
-------------------------
※鋤禾日當午:田畑を耕していると、日は南の空高くに上がっている。 ・鋤:〔じょ;chu2○〕たがやす。鋤(す)く。 ・禾:〔か;he2○〕イネ。穀類。アワ。 ・當午:真南にある。真南に高く上っている。正午である。太陽がちょうど午(うま)の方角にある。なお、この「當」字のある四字目は●韻となるべきところで、「まさに…べし」=○の意にはならない。
※汗滴禾下土:汗が穀物の生えている畑の土に滴(したた)り落ちている。 ・滴:したたる。 ・禾下土:イネの下の土に。 ・禾:〔くゎ;he2○〕稲。穀類の総称。
※誰知盤中餐:一体、誰が食器の中のごちそうの(来歴を)分かっていようか。 ・誰知:だれが…と分かっているのか(だれも知らない)。…とは、だれが知ろう(だれも知らない)。 ・盤中餐:食器の中のごちそう。「盤中飧」ともする。その場合は、食器の中の夕ご飯、の意。 ・飧:〔そん;sun1○〕夕飯。お茶漬け。
※粒粒皆辛苦:一粒一粒のすべてが苦労の結晶であることを。 ・粒粒:一粒一粒。 ・皆辛苦:すべてが苦労の結晶である。
春に種(ま)く 一粒の粟,
秋に成る 萬顆の子(み)。
四海 閒田 無けれど,
農夫 猶(な)ほ 餓死するがごとし。
禾(か)を鋤(す)きて 日 午に當たり,
汗は 禾(か)下の土に 滴(したた)る。
誰(たれ)か 知らん 盤中の餐,
粒粒(りうりう) 皆な 辛苦。
憫農二首
唐 李紳
春種一粒粟,
秋成萬顆子。
四海無閒田,
農夫猶餓死。
鋤禾日當午,
汗滴禾下土。
誰知盤中餐,
粒粒皆辛苦。
私感訳註:
※李紳:建中元年(780年)~會昌六年(846年)。中唐の詩人。字は公垂。無錫の人。
『古文眞寶』
※憫農:農民を憐れむ。 *この作品は、押韻や対句などから、絶句を律詩風に変えたような趣である。『全唐詩』は絶句二首とし、『古文眞寶』では後半部分だけをとりあげる(写真:右)。中国の教科書等でも後半を採り上げている。後世、北宋・范仲淹は『江上漁者』で、「江上往來人,但愛鱸魚美。君看一葉舟,出沒風波裡。」と漁民の苦労を詠った詩を作る。
絶句二首とする場合は:
春種一粒粟,秋成萬顆子。
四海無閒田,農夫猶餓死。
と
鋤禾日當午,汗滴禾下土。
誰知盤中餐,粒粒皆辛苦。
との二首とする。似た趣の詩に、北宋・梅堯臣の『陶者』「陶盡門前土,屋上無片瓦。十指不霑泥,鱗鱗居大廈。」や北宋・張愈の『蠶婦』「昨日入城市,歸來涙滿巾。遍身羅綺者,不是養蠶人。」がある。
※春種一粒粟:春に一粒だけ種を播くと。 ・種:〔しゅ;zhong4●〕種を播く。動詞。 ・一粒:一粒(だけ)。 ・粟:〔ぞく;su4●〕穀類の総称。あわ。
※秋成萬顆子:秋には万もの実がなる。 ・成:なる。できる。 ・萬顆:万の粒の…。多くの。「顆」は、粒状のものを数える量詞(助数詞)。 ・子:ここでは、実のことになる。
※四海無閑田:国内に休耕田はなく(農民は精励しているのに)。 ・四海:国内。天下。 ・閑田:耕作していない田地。
※農夫猶餓死:農民は餓死しようとしている。 ・農夫:農民。 ・猶:なおも。 ・餓死:飢え死にする。
-------------------------
※鋤禾日當午:田畑を耕していると、日は南の空高くに上がっている。 ・鋤:〔じょ;chu2○〕たがやす。鋤(す)く。 ・禾:〔か;he2○〕イネ。穀類。アワ。 ・當午:真南にある。真南に高く上っている。正午である。太陽がちょうど午(うま)の方角にある。なお、この「當」字のある四字目は●韻となるべきところで、「まさに…べし」=○の意にはならない。
※汗滴禾下土:汗が穀物の生えている畑の土に滴(したた)り落ちている。 ・滴:したたる。 ・禾下土:イネの下の土に。 ・禾:〔くゎ;he2○〕稲。穀類の総称。
※誰知盤中餐:一体、誰が食器の中のごちそうの(来歴を)分かっていようか。 ・誰知:だれが…と分かっているのか(だれも知らない)。…とは、だれが知ろう(だれも知らない)。 ・盤中餐:食器の中のごちそう。「盤中飧」ともする。その場合は、食器の中の夕ご飯、の意。 ・飧:〔そん;sun1○〕夕飯。お茶漬け。
※粒粒皆辛苦:一粒一粒のすべてが苦労の結晶であることを。 ・粒粒:一粒一粒。 ・皆辛苦:すべてが苦労の結晶である。
太陽光と赤写真
BY : てつひら
地続きの日々の筈だったのに迷い込んでしまった
昼下がり太虚を埋め尽くすのはあの日と同じ
本应接续不断的每日 却迷路了
过午时分 同那天一般填满太虚
いつまでも君の筈だったのにわからなくなった
夕煙匂えばほら
帰らなくちゃね
本应无论何时都是你 却变得不再明了
嗅见夕烟的话 看吧
不得不回去了呢
太陽は青を散らして頽れる
錆びたフイルムに赤を透かして
「痛いよ」って昼が僕に焼き付いたらさ
哀れみも愁いも傷んでいく
太阳使青色散乱而衰落
生锈的胶片上透过红色
「好痛哦」白昼如此烙印在我身上的话
怜悯和忧愁也逐渐受伤
地続きの日々の筈だったのに
いつまでも君の筈だったのに
本应接续不断的每日
本应无论何时都是你
机上で焼けた一片の光沢紙、その中で僕は笑っていた。
幾度も訪れる変易を知らず、浅慮と精彩を携えていた。
創傷の隙間を埋めるように、旧懐をそこに作り出した。
いずれ剥がれ落ちるだけなのに。
桌上有一枚褪色的光泽纸 我在其间微笑
对数次造访的变化浑然不知 浅虑而神气
为了填补创伤的间隙 在那里制造出怀旧
虽然迟早有天会剥落
太陽は青を散らして頽れる
錆びたフイルムに赤を透かして
「痛いよ」って昼が僕に焼き付いたらさ
哀れみも愁いも傷んでいく
太阳使青色散乱而衰落
生锈的胶片上透过红色
「好痛哦」白昼如此烙印在我身上的话
怜悯和忧愁也逐渐受伤
#爱すべき运命を今ここに#
BY : てつひら
地続きの日々の筈だったのに迷い込んでしまった
昼下がり太虚を埋め尽くすのはあの日と同じ
本应接续不断的每日 却迷路了
过午时分 同那天一般填满太虚
いつまでも君の筈だったのにわからなくなった
夕煙匂えばほら
帰らなくちゃね
本应无论何时都是你 却变得不再明了
嗅见夕烟的话 看吧
不得不回去了呢
太陽は青を散らして頽れる
錆びたフイルムに赤を透かして
「痛いよ」って昼が僕に焼き付いたらさ
哀れみも愁いも傷んでいく
太阳使青色散乱而衰落
生锈的胶片上透过红色
「好痛哦」白昼如此烙印在我身上的话
怜悯和忧愁也逐渐受伤
地続きの日々の筈だったのに
いつまでも君の筈だったのに
本应接续不断的每日
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幾度も訪れる変易を知らず、浅慮と精彩を携えていた。
創傷の隙間を埋めるように、旧懐をそこに作り出した。
いずれ剥がれ落ちるだけなのに。
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对数次造访的变化浑然不知 浅虑而神气
为了填补创伤的间隙 在那里制造出怀旧
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#梦100新活预告# 汇总
『Prince's Memories ~時計が刻んだあの日の想い~』
官推预告https://t.cn/A6OGgt2P
蛋五️カリバーン/卡里巴恩王子(CV:田丸篤志)
蛋五️アキト/阿基特王子(CV:子安武人)
蛋四️白葉/白叶王子(CV:森久保祥太郎)
肝五️ジェイ/杰恩王子(CV:織田優成)
肝四️ツヴァイ/兹维王子(CV:本橋大輔)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
觉醒台词
️カリバーン/卡里巴恩王子(CV:田丸篤志)
太陽「もしかして、見とれていましたか? 俺が隣にいながら」
月「大事だと思う人を守るために、俺はもっと強くなるよ」
️アキト/阿基特王子(CV:子安武人)
太陽「好きという感情は、どんなに距離を取ろうとしても変わらないものですね」
月「明日からは、もう切り絵を作る時間はなくなるのかな……」
️白葉/白叶王子(CV:森久保祥太郎)
太陽「あんたが傍にいるとね、もっと美しくありたい、強くありたいって思えるの」
月「せっかくの晴れ舞台ですもの。一番美しい姿でいたいじゃない」
️ジェイ/杰恩王子(CV:織田優成)
太陽「俺の中で止まっていた時間も、君と出会って動き出したってことだ」
月「どんなに言われようと、画家になる夢は捨てられない」
️ツヴァイ/兹维王子(CV:本橋大輔)
太陽「昔の大事な気持ちを改めて思い出せてよかった」
月「頑張らないと。僕も誰かの役に立つことができるかもしれないんだから……」
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月「明日からは、もう切り絵を作る時間はなくなるのかな……」
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月「せっかくの晴れ舞台ですもの。一番美しい姿でいたいじゃない」
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