#天空 地球 身體 生活#
〔 老いをみるまなざし〕
第29回 老人のパラドックス
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
人が成人に達してからずっと同じ運命がつづくことなどあり得ないのは明らかで、熟年に達すると人は老人に特有のパラドックスに直面する。
それは正から負、あるいは負から正への移行と呼べるものである。
正の移行が起きれば高齢者はより大きな知恵とより大きな学識を持つことになる(ハーヴェイ・C・リーマン)。
私は生涯を通じて食欲が沸かない人間であった。
美味しいという感覚を実感する機会が少ない、かわいそうな幼少期を過ごしたためである。
成人になってからは隙あれば酒を飲む機会を狙った生活をしていたためでもあった。
毎日が二日酔いで食事を楽しむ気分になれなかったのだ。
暑い夏の時期には食欲不振に悩んだものだ。
食欲不振をさらに深刻にしたのは食道がんの化学療法による副作用であった。
闘病中の苦い記憶は今でも鮮明に蘇る。
―7年前:病院入院中―
私は末期の食道がんと診断されて化学療法を受けていた。
病院の朝は早い。6時には目が覚めた。
病室を出て看護師詰め所で体重測定をした。食事量がめっきり減ってしまったので体重が減るのが心配でしょうがなかった。
それからエレベーターに乗って1階にあるコンビニへ新聞を買いに行くのが日課であった。
コンビニで新鮮そうに見えるサンドウィッチや"ふりかけ"を買った。
病院で出される朝食が苦手になっていたのだ。
私はその病院の病院長を過去に3年間勤めていたことがあった。
だから病院食の味には責任があったのだが、病院食は化学療法の副作用である食欲不振を覆すほどには美味しくはなかった。
病室に戻るとお茶が配られてきた。朝食の前触れである。
朝食はパンに卵に牛乳であった。
私はほとんど手をつけることなく呆然としていると、30分後ぐらいに下膳のおじさんが来る。申し訳ないと思いながらほとんど食べていないお膳を返す。
それから看護師の回診がある。体温を測定して血圧をはかり、酸素飽和度を測定する。
そして悪魔のささやきだ。「食事はどれだけ食べました?」「ほとんど食べれませんでした」と答えると、悲しい表情になる若い看護師がいた。
看護師に悲しい顔をされるほど困ることはないと、患者になって初めて知った。
患者は看護師の悲しい顔を見ると更に切なくなるのだ。
ようやく朝の行事が終了したところへ昼食が配られてきた。
「何故に人は一日に3回も食事をとらねばならぬのか」と思ったものだ。
「どの程度食べましたか?」「10%ぐらいです」「主食は?」「ご飯はほとんど食べれませんでした」そんな会話が来る日も来る日も続くのだ。
「空腹にまずい物なし」というが、空腹であるのにまずい物ばかりであった。
食物を口に入れて飲み込むまでの間に不快な物質に変質していき飲み込めなくなった。
拒食症まがいの患者にとって食事は拷問に似ていた。
放射線と化学療法を半年ほど続けると私の食道がんは消えた。
化学療法が終わると私は大きな転換が訪れた。
食欲が出てきた。
転換のもう一つの要因は酒からの脱却であった。
病気の性質から私は禁酒を余儀なくされることになった。
酒を飲まなくなると空腹でなくても旨い物を食べたくなったのだ。
美味しい食事を希求するようになった。
最近では新しい料理に挑戦するようになった。
ネットのレシピを印刷してスーパーへ行く。
食材を買って帰って工夫する。
私にハーヴェイのいう負から正への転換が起きたのだ。
私は老年になって今までなかったより大きな知恵と、より大きな学識を持つことになった。
老いをみるまなざし_第29回老人のパラドックス_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
〔 老いをみるまなざし〕
第29回 老人のパラドックス
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
人が成人に達してからずっと同じ運命がつづくことなどあり得ないのは明らかで、熟年に達すると人は老人に特有のパラドックスに直面する。
それは正から負、あるいは負から正への移行と呼べるものである。
正の移行が起きれば高齢者はより大きな知恵とより大きな学識を持つことになる(ハーヴェイ・C・リーマン)。
私は生涯を通じて食欲が沸かない人間であった。
美味しいという感覚を実感する機会が少ない、かわいそうな幼少期を過ごしたためである。
成人になってからは隙あれば酒を飲む機会を狙った生活をしていたためでもあった。
毎日が二日酔いで食事を楽しむ気分になれなかったのだ。
暑い夏の時期には食欲不振に悩んだものだ。
食欲不振をさらに深刻にしたのは食道がんの化学療法による副作用であった。
闘病中の苦い記憶は今でも鮮明に蘇る。
―7年前:病院入院中―
私は末期の食道がんと診断されて化学療法を受けていた。
病院の朝は早い。6時には目が覚めた。
病室を出て看護師詰め所で体重測定をした。食事量がめっきり減ってしまったので体重が減るのが心配でしょうがなかった。
それからエレベーターに乗って1階にあるコンビニへ新聞を買いに行くのが日課であった。
コンビニで新鮮そうに見えるサンドウィッチや"ふりかけ"を買った。
病院で出される朝食が苦手になっていたのだ。
私はその病院の病院長を過去に3年間勤めていたことがあった。
だから病院食の味には責任があったのだが、病院食は化学療法の副作用である食欲不振を覆すほどには美味しくはなかった。
病室に戻るとお茶が配られてきた。朝食の前触れである。
朝食はパンに卵に牛乳であった。
私はほとんど手をつけることなく呆然としていると、30分後ぐらいに下膳のおじさんが来る。申し訳ないと思いながらほとんど食べていないお膳を返す。
それから看護師の回診がある。体温を測定して血圧をはかり、酸素飽和度を測定する。
そして悪魔のささやきだ。「食事はどれだけ食べました?」「ほとんど食べれませんでした」と答えると、悲しい表情になる若い看護師がいた。
看護師に悲しい顔をされるほど困ることはないと、患者になって初めて知った。
患者は看護師の悲しい顔を見ると更に切なくなるのだ。
ようやく朝の行事が終了したところへ昼食が配られてきた。
「何故に人は一日に3回も食事をとらねばならぬのか」と思ったものだ。
「どの程度食べましたか?」「10%ぐらいです」「主食は?」「ご飯はほとんど食べれませんでした」そんな会話が来る日も来る日も続くのだ。
「空腹にまずい物なし」というが、空腹であるのにまずい物ばかりであった。
食物を口に入れて飲み込むまでの間に不快な物質に変質していき飲み込めなくなった。
拒食症まがいの患者にとって食事は拷問に似ていた。
放射線と化学療法を半年ほど続けると私の食道がんは消えた。
化学療法が終わると私は大きな転換が訪れた。
食欲が出てきた。
転換のもう一つの要因は酒からの脱却であった。
病気の性質から私は禁酒を余儀なくされることになった。
酒を飲まなくなると空腹でなくても旨い物を食べたくなったのだ。
美味しい食事を希求するようになった。
最近では新しい料理に挑戦するようになった。
ネットのレシピを印刷してスーパーへ行く。
食材を買って帰って工夫する。
私にハーヴェイのいう負から正への転換が起きたのだ。
私は老年になって今までなかったより大きな知恵と、より大きな学識を持つことになった。
老いをみるまなざし_第29回老人のパラドックス_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
夢見小僧
むかしむかし、あるところに金持ちの旦那がいました。
正月の二日に、小僧たちを集めて尋ねました。
「どんな初夢を見たか、ひとつ聞かせておくれ」
そこで一人ずつ話しましたが、一番ちびの小僧だけは、断りました。
「あんまりいい夢だから、人には聞かせられねえ」
むかしからいい初夢は、人に聞かせてはいけないと言われています。
「よし、じゃ、その夢を買おう。百文、二百文。・・・えい、一両ならどうだ」
「いやです」
小僧が断るので、旦那はカンカンに怒って、
「えいっ、こんな強情なやつは、海に流してしまえ!」と、怒鳴りつけました。
「これでも食って、どこへと行くがいい!」
小僧は、こな餅といっしょに、小舟に乗せられてしまいました。
小舟は風吹くままに、ユラユラ流れて沖へ出ました。
広い広い海を、どこまでも行きました。
すると、島が見えてきました。
島にあがると、たくさんのサルたちが小僧を見つけてやってきました。「ウキッ、うまそうな人間だぞ」
サルたちが歯をむき出して、押し寄せてきました。
ビックリした小僧は、こな餅を千切っては投げ、千切っては投げ、サルが拾って食ベるまに、やっとのことで逃げ出しました。
サルの島を後にして、小舟は波のまま、風のまま、海を流れていきました。
ズンズンいくと、また島が見えました。
近寄ると赤鬼、青鬼、おおぜいの鬼たちが、小僧を取り囲みました。「おう、うまそうな人間だぞ」
「頭から食おうか、足から食おうか」
小僧は、またこな餅を投げましたが、鬼たちは見向きもせず、小僧に掴みかかりました。
「おらを食うのは、ちっと待てやーい!」
小僧は叫びました。
「その変わり、旦那にさえ教えなかった初夢を教えてやる。凄い初夢だぞ」「よーし」と、鬼たちは答えました。
「そんなら、とっとと話せ」「話してやるが、鬼どん、お前たちは、おらになにをくれる?」
そこで鬼たちは、りっぱな車を引いてきました。
「千里万里(せんりまんり)の車といって、わしらの宝だ。鉄棒で一つ叩けば千里(四千キロ)、二つ叩けば万里いくぞ。これでどうだ」
小僧がわざと渋い顔をして見せると、今度は二本の針を持ってきました。
「この針で刺すと、元気なやつもすぐに死んでしまう。だが、死にそうなやつを刺すと元気になる。この宝もやろう」
「よし、いいだろう」
小僧は針を受け取ると、車にヒョイと飛び乗って、鉄棒で一打ちしました。
車はピューンと走りだし、後に残った鬼たちは、涙を零して悔しがりました。
車は空をひとっ飛びして、おりた所は広い田んぼです。
小僧はも一つ、車を鉄棒で打ちました。
すると、大きな橋の下に出ました。
そこで車を下りて、近くの茶店に入りました。 茶店で餅を食べていると、隣の屋敷の門から、おおぜいの人が出たり入ったりしています。
「隣じゃ、なにか変わったことでもあるのかね?」
小僧が茶店の人に尋ねると。
「へえ、なんでも、一人娘のおじょうさんが病気で、今にも死にそうだということですだ」
小僧は早速、隣の屋敷へ行きました。
「オホン。わたしが、娘さんの病気を治してあげよう」
小僧が娘さんにチクリと針を刺すと、娘さんはたちまち元気になりました。
それを見て、家中大喜びです。
「お前さまは娘の命の恩人です。どうか、うちの息子になってくだされ」
屋敷の旦那がたのみました。
「ああ、いいよ」
それから小僧が、毎日ご馳走を食ベて楽しく暮らしていると、川向こうの金持ちの家でも娘が病気になり、ぜひ、治してくれと頼んできました。
小僧はまた、針を刺して娘さんを元気にしてやりました。
その家でも大喜びです。
「娘の命の恩人ですだ。どうか、うちの息子になってくだされ」と、頼みました。
「それでも、おらの体は一つだもの。二軒の息子にゃ、なれねえ」
すると金持ちの旦那は、二軒の家の間の川に、金の橋をかけてくれました。
そこで小僧は、お日さまの光で虹のようにかがやく橋を渡って、1ヶ月の半分をこちら側、後の半分を川向こうの家で過ごすことになりました。
小僧の見た初夢とは、二人の娘の間にかかる虹のような金の橋を、渡る夢だったのです。
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做梦的小伙计
从前,某处有一个有钱的老爷。
正月初二,他把小伙计都集合起来问道:
“新年之后大家都做了什么梦?告诉我。”
每个人都讲了自己做的梦,只有最小的伙计拒绝告诉他。
小伙计说:“我做的梦太好了,不能告诉别人!”
从前的人认为,新年后的第一个梦如果是好梦,不能告诉人。
“好吧,那么,我买你的梦如何?我给你100文(约3000日元),不行?200文呢?唉,给你1两(约70000日元)的话,怎么样?”
“不行!”小伙计还是拒绝说。
老爷大发雷霆,吼道:
“哎,你这么顽固,真该给你放逐到海里!”
“这个给你吃,你愿意去哪就去哪!”
小伙计被迫带着こなもち粉糕坐上了小船。
小船任由风吹着,晃晃悠悠地飘到了海面。
小船在宽阔的海面到处漂流。
终于,看到了一个岛屿。
小伙计上了岛,很多猴子看到他朝他跑了过来。
“吱吱,好像是一个很好吃的人啊!”
猴子们露出牙齿,蜂拥了过来。
小伙计吃了一惊,不断的撕碎粉糕扔给猴子,趁猴子拣粉糕块儿吃的时候,好不容易逃了出来。
离开了猴子岛屿,小船随风顺浪,在海上漂流。
船飞快的飘行之间,又看到了小岛。
一挨近岛屿,有很多红鬼、蓝鬼还有其他很多鬼把小伙计团团围住了。
“哇,好像是很好吃的人啊!”
“是从头开始吃呢?还是从脚开始吃呢?”
小伙计再次把粉糕扔出去,谁知鬼连理都不理,一起上前扭住了小伙计。
“等一等再吃我啊!”小伙计喊道。
“作为交换,我把连主人都没有告诉的新年的第一个梦告诉你们。这个梦可真非同寻常!”
“好啊。”群鬼回答道。
“那样的话,你快说!”
“说给你们听可以,(作为交换)你们给我什么呢?”
于是,群鬼拉来一辆漂亮的车。
“这车叫‘千里万里车’,是我们的宝贝。用铁棒敲一下,能跑一千里(约4000公里),敲两下,能跑一万里。用它和你交换如何?”
小伙计故意绷着脸表示不同意,鬼又拿出了两根针。
“健康的人被这个针一刺立刻就会死掉,但用这个针一扎濒临死亡的人,他就会恢复健康,我们把这个宝贝也给你吧。”
“好吧,我同意了。”
小伙计接过针,突然跳上了车,用铁棒一击。
车立刻迅速地跑走了,留在那里的群鬼,只好懊悔地掉眼泪。
车在空中只飞了一下,到达了广袤的田野。
小伙计又用铁棒打了一下车。
这次,车到了一座大桥下。
小伙计下了车,走进了附近的一家茶馆。
在茶馆吃年糕的时候,可以看到隔壁住宅的门有很多人进进出出。
小伙计问茶馆的人:
“隔壁发生了什么事情么?”
茶馆的人回答说:“是啊,据说他家的独生女生病了,好像要不行了。”
小伙计赶快去了隔壁的家里。
“哦,我来治疗您女儿的病吧。”
小伙计用针扎了一下姑娘,姑娘的病立刻好了。
见此,姑娘家里的人都非常高兴。主人求他说:
“您是我女儿的恩人,请一定做我家的儿子(女婿)。”
小伙计同意了,这样他每天吃着美味佳肴,过着快乐的日子。有一天,河对面的财主家的女儿也病了,再三恳求他去给治病。
小伙计又用针一扎,使姑娘恢复了健康。
这家人也非常高兴。也求他说:
“您是我女儿的救命恩人,请一定做我的儿子(女婿)。”
“可是,我的身体只有一个,不能做两家人的儿子啊。”
于是,财主□在两家之间的河上架了一座金桥。
这样,小伙计每半个月到河这边,另半个月到河那边。过桥的时候,金桥被太阳光一照耀,像彩虹一样熠熠发光。
小伙计新年梦到的第一个梦就是在两个姑娘之间架起的金桥上往返。
むかしむかし、あるところに金持ちの旦那がいました。
正月の二日に、小僧たちを集めて尋ねました。
「どんな初夢を見たか、ひとつ聞かせておくれ」
そこで一人ずつ話しましたが、一番ちびの小僧だけは、断りました。
「あんまりいい夢だから、人には聞かせられねえ」
むかしからいい初夢は、人に聞かせてはいけないと言われています。
「よし、じゃ、その夢を買おう。百文、二百文。・・・えい、一両ならどうだ」
「いやです」
小僧が断るので、旦那はカンカンに怒って、
「えいっ、こんな強情なやつは、海に流してしまえ!」と、怒鳴りつけました。
「これでも食って、どこへと行くがいい!」
小僧は、こな餅といっしょに、小舟に乗せられてしまいました。
小舟は風吹くままに、ユラユラ流れて沖へ出ました。
広い広い海を、どこまでも行きました。
すると、島が見えてきました。
島にあがると、たくさんのサルたちが小僧を見つけてやってきました。「ウキッ、うまそうな人間だぞ」
サルたちが歯をむき出して、押し寄せてきました。
ビックリした小僧は、こな餅を千切っては投げ、千切っては投げ、サルが拾って食ベるまに、やっとのことで逃げ出しました。
サルの島を後にして、小舟は波のまま、風のまま、海を流れていきました。
ズンズンいくと、また島が見えました。
近寄ると赤鬼、青鬼、おおぜいの鬼たちが、小僧を取り囲みました。「おう、うまそうな人間だぞ」
「頭から食おうか、足から食おうか」
小僧は、またこな餅を投げましたが、鬼たちは見向きもせず、小僧に掴みかかりました。
「おらを食うのは、ちっと待てやーい!」
小僧は叫びました。
「その変わり、旦那にさえ教えなかった初夢を教えてやる。凄い初夢だぞ」「よーし」と、鬼たちは答えました。
「そんなら、とっとと話せ」「話してやるが、鬼どん、お前たちは、おらになにをくれる?」
そこで鬼たちは、りっぱな車を引いてきました。
「千里万里(せんりまんり)の車といって、わしらの宝だ。鉄棒で一つ叩けば千里(四千キロ)、二つ叩けば万里いくぞ。これでどうだ」
小僧がわざと渋い顔をして見せると、今度は二本の針を持ってきました。
「この針で刺すと、元気なやつもすぐに死んでしまう。だが、死にそうなやつを刺すと元気になる。この宝もやろう」
「よし、いいだろう」
小僧は針を受け取ると、車にヒョイと飛び乗って、鉄棒で一打ちしました。
車はピューンと走りだし、後に残った鬼たちは、涙を零して悔しがりました。
車は空をひとっ飛びして、おりた所は広い田んぼです。
小僧はも一つ、車を鉄棒で打ちました。
すると、大きな橋の下に出ました。
そこで車を下りて、近くの茶店に入りました。 茶店で餅を食べていると、隣の屋敷の門から、おおぜいの人が出たり入ったりしています。
「隣じゃ、なにか変わったことでもあるのかね?」
小僧が茶店の人に尋ねると。
「へえ、なんでも、一人娘のおじょうさんが病気で、今にも死にそうだということですだ」
小僧は早速、隣の屋敷へ行きました。
「オホン。わたしが、娘さんの病気を治してあげよう」
小僧が娘さんにチクリと針を刺すと、娘さんはたちまち元気になりました。
それを見て、家中大喜びです。
「お前さまは娘の命の恩人です。どうか、うちの息子になってくだされ」
屋敷の旦那がたのみました。
「ああ、いいよ」
それから小僧が、毎日ご馳走を食ベて楽しく暮らしていると、川向こうの金持ちの家でも娘が病気になり、ぜひ、治してくれと頼んできました。
小僧はまた、針を刺して娘さんを元気にしてやりました。
その家でも大喜びです。
「娘の命の恩人ですだ。どうか、うちの息子になってくだされ」と、頼みました。
「それでも、おらの体は一つだもの。二軒の息子にゃ、なれねえ」
すると金持ちの旦那は、二軒の家の間の川に、金の橋をかけてくれました。
そこで小僧は、お日さまの光で虹のようにかがやく橋を渡って、1ヶ月の半分をこちら側、後の半分を川向こうの家で過ごすことになりました。
小僧の見た初夢とは、二人の娘の間にかかる虹のような金の橋を、渡る夢だったのです。
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做梦的小伙计
从前,某处有一个有钱的老爷。
正月初二,他把小伙计都集合起来问道:
“新年之后大家都做了什么梦?告诉我。”
每个人都讲了自己做的梦,只有最小的伙计拒绝告诉他。
小伙计说:“我做的梦太好了,不能告诉别人!”
从前的人认为,新年后的第一个梦如果是好梦,不能告诉人。
“好吧,那么,我买你的梦如何?我给你100文(约3000日元),不行?200文呢?唉,给你1两(约70000日元)的话,怎么样?”
“不行!”小伙计还是拒绝说。
老爷大发雷霆,吼道:
“哎,你这么顽固,真该给你放逐到海里!”
“这个给你吃,你愿意去哪就去哪!”
小伙计被迫带着こなもち粉糕坐上了小船。
小船任由风吹着,晃晃悠悠地飘到了海面。
小船在宽阔的海面到处漂流。
终于,看到了一个岛屿。
小伙计上了岛,很多猴子看到他朝他跑了过来。
“吱吱,好像是一个很好吃的人啊!”
猴子们露出牙齿,蜂拥了过来。
小伙计吃了一惊,不断的撕碎粉糕扔给猴子,趁猴子拣粉糕块儿吃的时候,好不容易逃了出来。
离开了猴子岛屿,小船随风顺浪,在海上漂流。
船飞快的飘行之间,又看到了小岛。
一挨近岛屿,有很多红鬼、蓝鬼还有其他很多鬼把小伙计团团围住了。
“哇,好像是很好吃的人啊!”
“是从头开始吃呢?还是从脚开始吃呢?”
小伙计再次把粉糕扔出去,谁知鬼连理都不理,一起上前扭住了小伙计。
“等一等再吃我啊!”小伙计喊道。
“作为交换,我把连主人都没有告诉的新年的第一个梦告诉你们。这个梦可真非同寻常!”
“好啊。”群鬼回答道。
“那样的话,你快说!”
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于是,群鬼拉来一辆漂亮的车。
“这车叫‘千里万里车’,是我们的宝贝。用铁棒敲一下,能跑一千里(约4000公里),敲两下,能跑一万里。用它和你交换如何?”
小伙计故意绷着脸表示不同意,鬼又拿出了两根针。
“健康的人被这个针一刺立刻就会死掉,但用这个针一扎濒临死亡的人,他就会恢复健康,我们把这个宝贝也给你吧。”
“好吧,我同意了。”
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“隔壁发生了什么事情么?”
茶馆的人回答说:“是啊,据说他家的独生女生病了,好像要不行了。”
小伙计赶快去了隔壁的家里。
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小伙计用针扎了一下姑娘,姑娘的病立刻好了。
见此,姑娘家里的人都非常高兴。主人求他说:
“您是我女儿的恩人,请一定做我家的儿子(女婿)。”
小伙计同意了,这样他每天吃着美味佳肴,过着快乐的日子。有一天,河对面的财主家的女儿也病了,再三恳求他去给治病。
小伙计又用针一扎,使姑娘恢复了健康。
这家人也非常高兴。也求他说:
“您是我女儿的救命恩人,请一定做我的儿子(女婿)。”
“可是,我的身体只有一个,不能做两家人的儿子啊。”
于是,财主□在两家之间的河上架了一座金桥。
这样,小伙计每半个月到河这边,另半个月到河那边。过桥的时候,金桥被太阳光一照耀,像彩虹一样熠熠发光。
小伙计新年梦到的第一个梦就是在两个姑娘之间架起的金桥上往返。
ラウール「安心感のあるアイドル像」目指す!受賞で意識変化
アイドルグループ『Snow Man』ラウール(19)が12日、東京ビッグサイト内で開催された『第34回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞』表彰式に登場。同賞の10代部門に輝いた。
過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後もさらにジュエリーを身に着けてほしい人」を世代別と男性部門に分けて選出。毎年、ジュエリー業界で大きな反響を見せている賞となっている。この日はラウールのほか、20代から永野芽郁(23)、30代部門から田中みな実(36)、40代部門から松嶋菜々子(49)、50代部門から永作博美(52)、60代以上の部門から大地真央(66)が選出され出席となった。
式後に会見が開催。あらためて授賞へ「本当に歴史のある賞と聴いていたので、すごく名誉なことで大変光栄に思います。あと、僕は10代最後の年で、今年二十歳になるんですけど、最後の年に10代の賞を頂けたことが嬉しく思います」と、喜びもひとしおだったという。
ラウールにとってジュエリーは、「何か自信がないときとか、少し調子が悪いときに底上げして、キラッと輝かせてくれることもあれば、自信がある自分をさらに輝かせるものでもあります。助けにもなり、支えにもなりという、そんな存在だと思います。僕自身持っているものは少ないですけど、ただ1つ1つを大切に保存しています」と、パワーをもらえるものだそう。
お気に入りのジュエリーへは、「壇上でも言ったのですが、デビューをした記念に1つピアスを1つ買ったんです。それはすごく大切にしています。きょうしているものではないですけど」と、とっておきだそう。
今回の受賞に東京真珠(株)の『GALATEA カーヴドパールネックレス』をプレゼントされたラウール。これも主催者側が相当に考えられたものだそうで「僕の首のサイズとか、僕の誕生月がパールということで、僕に合わせていろいろ考えてくださっていて。その人それぞれに合ったジュエリーというのも楽しみでもあると思ったので、これから自分に合うものを探してみたいと思います」と、授賞を通じて、意識も変わったそうだ。
そこで自身が考えるジュエリーに似合う男性になるための立ち居振る舞いは?という質問も飛び「信頼がある男性って、ジュエリーが似合うイメージがあるので、僕も1つ1つ実績を積み重ねて、周りからの信頼のある男性像に近づければ」というラウール。ここで理想のアイドル像についても質問が重ねて飛びそれに重なる部分があるようで「周りから信頼され、安心感のあるアイドル像を目指していきたいと思います。
『Snow Man』メンバーには「報告は明確にはしてないですけど、スケジュールは共有しているので、『こんな賞を獲ったんだね』と、すごく褒めてくれました」と、祝福されたとも。ちなみに、グループの間でジュエリーの話題として「ティファニーさんのブランドアンバサダーを務めさせて頂いているので、その撮影のときに話したり、どうやったらキレイに見せられるのかなと話し合ったりしながら1枚1枚写真を撮っている感じです」と、思いを馳せることがあるそう。また、女性のジュエリーには「すごく大人だなと感じます。象徴的だし素敵だと感じます」とも話していた。
今年は二十歳にもなるということで10代のうちにやっておきたいことは?という質問へは、「20代になる前に、ジュエリーを1つ買いたいです!」と話したが、すでにも目当てのものはある?との問いかけには具体的にはまだ決まっていないようで、「そういうのも迷ったりするのも楽しいのかなって思います」という。
続けて、「20代に突入しますので、経験と実力をつけて魅力的な20代のアイドルになっていきたいと思います」と、抱負を。具体的にやりたいこととしては、「海外にたくさん行ってみたいなって。それと家事を頑張りたいんです」と、胸の内を語る。
とくに料理は「最近料理をすることが好きなんです。ぜい沢なものやおいしいものが作れるわけではないので、そこのクオリティーをちょっとずつ上げていければ」と、意気込む。ちなみに得意料理は「ちょっと恥ずかしいんですけど……、僕お肉が大好きで、ハンバーグを作るのが大好きですね。おいしくできるように頑張りたいと思います」とのことだった。
ほかにも、男性がジュエリーをつけるときのアドバイスも求められ「アドバイスできる立場ではないですけど、僕もさっきそうでしたけど、キュッと緊張しちゃうと思いますけど、堂々とするマインドが大事だと思います」と、心構えを。男性向けのジュエリーは?との声には「すごくジェンダーレスなジュエリーが増えているので、どんなアイテムでも自分に似合うものがきっとあると思うので、そういうのも探すのも楽しみだと思います」とのことだった。
アイドルグループ『Snow Man』ラウール(19)が12日、東京ビッグサイト内で開催された『第34回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞』表彰式に登場。同賞の10代部門に輝いた。
過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後もさらにジュエリーを身に着けてほしい人」を世代別と男性部門に分けて選出。毎年、ジュエリー業界で大きな反響を見せている賞となっている。この日はラウールのほか、20代から永野芽郁(23)、30代部門から田中みな実(36)、40代部門から松嶋菜々子(49)、50代部門から永作博美(52)、60代以上の部門から大地真央(66)が選出され出席となった。
式後に会見が開催。あらためて授賞へ「本当に歴史のある賞と聴いていたので、すごく名誉なことで大変光栄に思います。あと、僕は10代最後の年で、今年二十歳になるんですけど、最後の年に10代の賞を頂けたことが嬉しく思います」と、喜びもひとしおだったという。
ラウールにとってジュエリーは、「何か自信がないときとか、少し調子が悪いときに底上げして、キラッと輝かせてくれることもあれば、自信がある自分をさらに輝かせるものでもあります。助けにもなり、支えにもなりという、そんな存在だと思います。僕自身持っているものは少ないですけど、ただ1つ1つを大切に保存しています」と、パワーをもらえるものだそう。
お気に入りのジュエリーへは、「壇上でも言ったのですが、デビューをした記念に1つピアスを1つ買ったんです。それはすごく大切にしています。きょうしているものではないですけど」と、とっておきだそう。
今回の受賞に東京真珠(株)の『GALATEA カーヴドパールネックレス』をプレゼントされたラウール。これも主催者側が相当に考えられたものだそうで「僕の首のサイズとか、僕の誕生月がパールということで、僕に合わせていろいろ考えてくださっていて。その人それぞれに合ったジュエリーというのも楽しみでもあると思ったので、これから自分に合うものを探してみたいと思います」と、授賞を通じて、意識も変わったそうだ。
そこで自身が考えるジュエリーに似合う男性になるための立ち居振る舞いは?という質問も飛び「信頼がある男性って、ジュエリーが似合うイメージがあるので、僕も1つ1つ実績を積み重ねて、周りからの信頼のある男性像に近づければ」というラウール。ここで理想のアイドル像についても質問が重ねて飛びそれに重なる部分があるようで「周りから信頼され、安心感のあるアイドル像を目指していきたいと思います。
『Snow Man』メンバーには「報告は明確にはしてないですけど、スケジュールは共有しているので、『こんな賞を獲ったんだね』と、すごく褒めてくれました」と、祝福されたとも。ちなみに、グループの間でジュエリーの話題として「ティファニーさんのブランドアンバサダーを務めさせて頂いているので、その撮影のときに話したり、どうやったらキレイに見せられるのかなと話し合ったりしながら1枚1枚写真を撮っている感じです」と、思いを馳せることがあるそう。また、女性のジュエリーには「すごく大人だなと感じます。象徴的だし素敵だと感じます」とも話していた。
今年は二十歳にもなるということで10代のうちにやっておきたいことは?という質問へは、「20代になる前に、ジュエリーを1つ買いたいです!」と話したが、すでにも目当てのものはある?との問いかけには具体的にはまだ決まっていないようで、「そういうのも迷ったりするのも楽しいのかなって思います」という。
続けて、「20代に突入しますので、経験と実力をつけて魅力的な20代のアイドルになっていきたいと思います」と、抱負を。具体的にやりたいこととしては、「海外にたくさん行ってみたいなって。それと家事を頑張りたいんです」と、胸の内を語る。
とくに料理は「最近料理をすることが好きなんです。ぜい沢なものやおいしいものが作れるわけではないので、そこのクオリティーをちょっとずつ上げていければ」と、意気込む。ちなみに得意料理は「ちょっと恥ずかしいんですけど……、僕お肉が大好きで、ハンバーグを作るのが大好きですね。おいしくできるように頑張りたいと思います」とのことだった。
ほかにも、男性がジュエリーをつけるときのアドバイスも求められ「アドバイスできる立場ではないですけど、僕もさっきそうでしたけど、キュッと緊張しちゃうと思いますけど、堂々とするマインドが大事だと思います」と、心構えを。男性向けのジュエリーは?との声には「すごくジェンダーレスなジュエリーが増えているので、どんなアイテムでも自分に似合うものがきっとあると思うので、そういうのも探すのも楽しみだと思います」とのことだった。
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