微笑んで欲しい。
泣かないで欲しい。
幸せになって欲しい。
強く生きて欲しい…。
この子を知って約五年間ぐらいだろう。
知れば知るほど、性格がこんなに自分に似てる子が他にはいないと、
そう強く思う。
全グループの中で唯一の推しメンだと、その時そう決めた。
自分の娘だといいなあって、いつもこう呟いてる。
高く飛んで、眩しく羽ばたいて欲しいと、いつもそう願ってる。
この子がいれば、この子のパフォーマンスを見れば疲れが取れる。
いつか卒業の日が来ると知ってるが、
こんな時期で来てしまうとは思ってもみなかった。
姿が見えなくなる遠くへ行くこの子のこと、今後も覚えていよう。
決して忘れはしない。
未来はいつも思ったよりも優しい。優しく彼女を見守ろう。

でも、なぎさは魔法少女になって
自由になれるのです
きっと自由になったなぎさは
何を考えても良いのです

自由、自由、自由

自由な なぎさは
今の なぎさを
今の全てを

自由に嫌いだと言ってしまえるのです

そう思った途端
自分の願いの輪郭
とてもよくないその輪郭が
なぎさの頭の中に急に浮かびあがりました

自由な なぎさは
とてもよくないことだって考えます
だってなきさは自由だからです

もしかすると

きっともう、愛されてはいない

恩を着せて
思い知らせて
見直してもらって
後悔させて

元の幸せななぎさに戻れる

おはよう
夜が深くなれば、闇はまた濃くなっていく。誰もいない街を歩くのは、自分が一人になりたいからだと思う。それとも逆に、一人なのだと思いたいからなのだろう。

夜色渐深，天色渐浓，走在空无一人的街道上，是想独自一人，还是相反，想让自己以为是独自一人呢。
-------------《空之境界 杀人考察》